台所(キッチン)は食品を扱うので、臭いが発生することもあるしその対応も必要に。
夏ともなると、ゴミ箱や排水溝の臭いが気になることもあります。
消臭剤にはいろいろ種類がありますが、台所にはアロマがおすすめです。
もし天然ものなら食品にかかっても安心ですし。
消臭効果があって香りもよいアロマ。
おすすめは「ヒバ油」(ひばの精油)での消臭です。
実際台所で使っていますが、やはり安心感が違います。
アロマ・ヒバ油の防臭・消臭効果
「ヒバ油」は聞きなれないかもしれませんが、青森県を中心に生息する日本固有の針葉樹林です。
ヒノキやスギとともに建築材料にもなりますが、防虫・殺菌効果に優れた効果を発揮するので、ヒバは精油にしたり、防虫スプレーの成分として使われています。
生ゴミや糞尿の臭いを消臭
生ゴミや糞尿臭など魚の腐ったような匂いというのは、トリメチルアミンという成分がもとになっています。
トリメチルアミン を大幅に減らす効果が、国産のヒバやヒノキにはあります。
ヒバ油には、殺菌や防虫効果もあるんです。
だから消臭だけでなく、台所の細菌の対策にも利用できるという点がすぐれています。
ヒバ油で安心の理由
ヒバ油は当然ながら、天然のヒバの精油のみ。
防腐剤なし、合成香料なし、シリコンなし。
ヒバ油と少量のアルコールと精製水のみで消臭スプレーを作ります。
そう、ヒバ油(精油)を用意すれば自分で簡単につくれるので、経済的。
ほんと、たくさんの消臭スプレーをつくることがでますよ。
自分で作る消臭スプレー
台所の臭いを消すには、
- ヒバ油のスプレーを吹きかける
- ヒバ油の精油をコットンにしみこませて置く
この二つの方法でできます。
では具体的な消臭・防臭の方法をお話しますね。
ヒバ油の消臭スプレーを手作り
◆消臭スプレーの材料
臭いを消すのに、一番使いやすいのは「ヒバ油の消臭スプレー」を利用することです。
材料は上の四つ、ヒバ油・無水アルコール・精製水・スプレーボトル。
基本の100mlの作り方で紹介しますね!
ヒバ油の消臭スプレーの材料
<ヒバ油スプレー100mlの材料>
(無水エタノールと精製水の割合は基本は1:4 精製水は水でもOK) |
ヒバ油消臭スプレーの作り方
<ヒバ油消臭スプレーの作り方>
|
以上で完成です!
ヒバ油は水に溶けにくいので、無水エタノールで溶けやすくします。
スプレーボトルは中の液体が混ざりやすいよう、液体容量の1.2倍ほどあると混ざりやすいです。
◆ヒバ油(ひばの精油)消臭スプレー
※写真のスプレーボトルは遮光タイプですが、透明のボトルでOKです。
台所で使う・ヒバ油消臭スプレーの使い方
台所での消臭といえば、生ゴミを捨てるところや排水溝でしょう。
ヒバ油消臭スプレーの具体的な使い方を。
台所の消臭・臭いのするところに直接
さきほどのヒバ油消臭スプレーを、台所の臭いのするところに直接スプレーします。
生ゴミにはそのままシューっと2~3回、シンクなら1~2回。
排水溝には2~3回ふきつけます。
臭いそのものを消す効果があるうえに、わずかにヒバの芳香が香ります。
臭いを消したいと思うたびに使っています。
使いやすいスプレーボトルの大きさは、100ml以上のもので安定感のあるものがおすすめ。
レンジや食器棚の清掃にも
レンジや食器棚を掃除するときも利用できます。
ヒバ油の消臭スプレーを、清潔なふきんに吹きつけて、レンジや食器棚をふくだけ。
汚れを取ったあとの仕上げで使うのがおすすめ。
臭いが消えて除菌にもなるヒバ油だから、使い道が広いです。
ヒバ油の精油をコットンにしみこませて置く
◆天然のヒバ油と小さな容器にいれたコットン
ヒバ油スプレーが台所には簡単でおすすめですが、ヒバの香りがとてもよいので、精油そのものでじんわり消臭というのも試しています。
方法は「ヒバ油の精油を数滴コットンにしみこませて置く」だけ。
小さな器に入れて、気になる臭いのそばに置いておきます。
消臭スプレーと併用すると、台所がいつも良い香りです♪
家庭の臭いで、台所以外にも気になるところにつかえますよ。
トイレや靴箱、ソファーなど、小さなお子さんがいる家庭なら、消臭にはアロマがやっぱりおすすめです。
トイレの消臭・防臭にもヒバ油スプレーを使ってます
トイレも入るときに臭いが気になることがあります。
そんなときは扉をあけたらすぐに、個室全体にひと吹き。
噴霧された空気をすっても大丈夫なので、そのあとすぐ用を足してもよいです。
また、次使う人のために臭いを消しておくというのもよいですね。
自分が個室から出るときに、シュっとひと吹きしておきます。
手洗い洗面のところにヒバ油消臭スプレーを一本、トイレの中にも一本あると便利です。
靴箱の消臭・防臭にもヒバ油スプレーが使える
夏に汗をかきやすい、運動部に入っている子供さんがいる、また家族が多い家庭は、靴箱周辺の臭いが気になるかも。
外から帰ってきて、ふと臭いに気づくことがあります。
靴箱の臭いは、扉を開けてヒバ油消臭スプレーを1~2回スプレーしてみてください。
また玄関も気になるようなら、全体に噴霧がひろがるように上向きでスプレーを。
ヒバ油は臭いの元になる菌の繁殖を防ぐ効果もあるので、コットンに数滴含ませて靴箱に置いておくと臭いにくくなりますよ。
◆コットンに数滴含ませて置く
先ほど紹介した、コットンに数滴ヒバ油を含ませて靴箱のすみに。
これで靴箱内はいつも臭わないです。
臭いが気になるところにヒバ油の消臭スプレーを
そのほか、臭いの気になるところにもヒバ油スプレーを使えます。
枕やベッドにシュッ、ソファーや帽子、納戸などにも。
臭いの気になるところならどこにでも。
ヒバ油スプレーは化学物質が入っていないので、気分が悪くなることはありません。
できれば掃除をして、家具そのものと周辺をきれいにしてから使用するとさらに気持ちよく使えます。
芳香に好ききらいがあるかも
ヒバのよい香りは、ヒバの精油成分の「ヒノキオール」の香りです。
ほとんどの人が「良い香り」と感じるのですが、中には苦手な人があるかもしれません。
香りに敏感な人は、お試し用の小さな精油(10ml)で香りを確かめてからにするのがよいと思います。
台所の消臭におすすめはアロマ・消臭といい香りのセットでキッチン向き・おわりに
ヒバ油には消臭・防臭効果があるので、スプレーにして、臭いの気になるところに吹きつけると、臭いが消えます。
消臭スプレーは、上記の基本の分量でまずお試しくださいね。
精油の量を増やすと、より香りますし効果もあるみたい。
なので私は数滴でなく10滴で消臭スプレーを作っています。
気温が高くなるといろいろな菌が繁殖し、それに伴う臭いが発生しやすくなりますから、家の中にいくつか小さなスプレーで用意しておくと便利ですよ。
※10滴で100mlのスプレーを作るとすると、10ml入りの精油(ヒバ油)で、約20個分のスプレーができあがります!(1滴が0.05mlで計算)
惜しみなく使えるので、我が家では防臭スプレーとしても使っています。
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