衣類の防虫剤の臭い、かなりきつくて苦手です。
大人の自分でもこんなにつらいものを、子供の衣類保管には使えない。
そんな想いで、香りのよい天然のものから選ぶようになりました。
そして香りとともに、選ぶポイントはもちろん「防虫効果」。
やっぱりこれにしてよかった、という現在のアロマが「ヒバ油」です。
ヒバ油(ひばの木の精油)って何?
最初は「ヒバ油」って何?って感じでしたが、
ヒバ油は、ヒバの木から抽出された精油で、ヒノキのような香りがします。
市販の「天然」とか「植物由来」とかで売り出されている虫よけスプレーに、よく使われているものなんです。
- 天然自然のもの
- 添加物なし
- 香りがよい
- 防虫効果が高い
- 乳幼児にも安全
- ペットの虫よけにもなる
ということで、ここ数年我が家では「ヒバ油」の利用が増えました。
ヒバ油を利用して衣類の防虫・虫食い対策
「ヒバ油」を使っての衣類の防虫・虫食い対策のやり方は簡単です。
「ヒバ油」を、コットンに数滴たらして含ませます。
小さな器に入れて、タンスや衣装ケースにいれておくだけで防虫対策に。
タンスにひとつ「ヒバ油をしみこませたコットン」を
◆ヒバ油と器にいれたコットン
コットンは5センチ四方ほどの小さなもので大丈夫です。
ヒバ油の精油を、コットンに数滴たらして含ませ、小さな器にのせてすみに置きます。
しばらくすると、芳香がタンス全体広がります。
⇒これを「ヒバ油のコットン」と書いていきますね。
注意することは、直接衣類につかないように。
タンスの上の方に吊るすより、下に置いた方が香りが香りが充満しやすいようです。
この香りの中の成分(ヒノキチオール)が、虫のキライな臭いなのです。
頻繁に開け閉めすると香りが失われやすいので、香らなくなったらまた数滴ヒバ油を含ませて。
衣装ケースは衣類の上に
衣装ケースに利用する場合も同様です。
コットンにヒバ油を数滴含ませた「ヒバ油のコットン」を小さな器にのせて置きます。
衣装ケースの場合は下におけないので、衣類に付かないよう上にのせます。
衣類の防虫効果を上げるには
衣類の防虫にヒバ油を使うわけですが、一年中使うわけではありません。
一年中虫が衣類を食べるわけではないからです。
衣類を食べる虫が活動を始めるのは、温度が15度くらいから。
羊毛など虫食いにあいやすい衣類は、温かくなったらクリーニングに出して防虫剤を入れ、密閉すれば大丈夫です。
ただ、いつもそう万全にはいきませんね。
まだしまい込むには早いと思って、タンスの奥の方にたたんであったりすると、次のシーズン着ようと思ったときに「穴が!」ということに。
そこで防虫効果のあるヒバ油の出番です。
気温が15度くらいになるころといえば、春浅いころ。
タンスに「ヒバ油のコットン」を素早く入れておきます。
タンスをあけるとよい香りがただよいますが、虫はヒバ油のにおいが嫌いで寄り付かなくなります。
どんな衣類が虫に食われやすい?
衣類をエサにする虫は、カツオブシムシ・イガ・コイガなどの幼虫です。
外にいる虫ですが、干してある衣類に卵を産み付けたり、外出先で服や荷物に着いて家に入ってきます。
そして空気の流れがあまりないところに住み着きます。
タンスの中、それも空気がよどんだ奥の方は、虫の恰好の産卵場所。
虫が好きな衣類、動物性たんぱく質の衣類が虫のエサになります。
中でもウール(羊毛)は一番虫にくわれやすい繊維です。
そこに皮脂がついていると、大喜びするはずです。
犬(ペット)が嫌がらずダニ除けにも
犬を飼っていると犬が嫌がらないか気になると思いますが、ワンちゃんはヒバ油の香りを嫌がりません。
それに防虫の点からいうと、ワンちゃんのダニノミの嫌がる臭いなので、ダニノミの防虫になります。
また抗菌効果もあるので、ワンちゃんにつく細菌の予防としても「ヒバ油」をつかえるんですよ。
ヒバ油数滴を(無水アルコール:水=1:4にヒバ油数滴)の割合で混ぜたスプレーをコットンや木綿タオルに含ませてふいてあげるだけ。
衣類の防虫には天然のものがいい・アロマなら子供やペットも安心・まとめ
衣類を食べる虫は、湿度60~80度を好みます。
衣類の置き場所は、できるだけ風通しよくし乾燥させておくと防虫につながります。
タンスに「ヒバ油コットン」をいれておくと防虫になり、タンスの開け閉めのたびによい香りが漂いますよ。
子ども用にも安心して使えるし、ペットにも利用できるので、タンス用の防虫剤としてパック入りで用意するのでなく、「ヒバ油」(精油)として利用するのをおすすめします。
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