◆砂糖なしのあんこで焼きもちのおやつ
あんこは甘い方がいいと思っていましたが、やはり太るのでは?と気になります。
特に甘いものが欲しくなる寒い季節、ついついたくさん食べたくなってしまいます。
そこでいつも使う白い砂糖ではなく、あっさりとしつつもコクのある甘みのあるみりんを使ってあんこを作ってみました。
砂糖に比べカロリーも糖質も、約半分ぐらいに抑えられるのではないかと思います。
では砂糖なしのあんこの作り方です。
砂糖なしのあんこ作り方
材料
- 小豆250g
- みりん450g
- 塩小さじ2/3
作り方
- 小豆を洗う。
- たっぷりの水 約1 L の水を加え5分沸騰させる。
- 水100ml を加える(びっくり水)
- 40分から50分弱火で煮る(その間小豆がお湯から顔を出さないように水を加える
- (手で潰してみて簡単に潰れるようになるまで)
- みりんを450g 加え、15分から20分、焦げ付かないようにヘラで混ぜながら煮る。
- 水分がなくなり鍋底が見えるようになったら出来上がり。
- 火を止めて塩を入れる。完成。
◆完成間近のあんこ
豆料理で「さし水(びっくり水)」を入れる理由
◆さし水100g(びっくり水)
-
煮崩れを防ぐ
煮ている豆の表面が急激に冷やされることで、加熱が緩やかになり、皮が破れるのを防ぎます。 -
均一に火を通す
温度を一時的に下げることで、豆全体に均一に火が入りやすくなり、ふっくらと仕上がります。 -
灰汁(あく)を取りやすくする
温度が下がると灰汁が浮きやすくなるため、取り除きやすくなります。
昔ながらの方法ですが、特に硬めの豆を煮るときには有効です!
砂糖とみりんのカロリー糖質比較
以下に、砂糖100gと本みりん100gのカロリーと糖質を比較します。
1. 砂糖(上白糖)
- カロリー: 約384kcal
- 糖質: 約99.2g(ほぼ純粋な糖)
2. 本みりん
- カロリー: 約200~220kcal
- 糖質: 約40~50g(種類によって多少異なります)
比較
-
カロリー:
砂糖のカロリーは本みりんの約1.7~1.9倍。砂糖は純粋な糖分であるためカロリーが高いです。 -
糖質:
本みりんの糖質量は砂糖の半分以下。ただし、本みりんはアルコール分(約14%)や水分を含むため糖質が低めになります。
注意点
- 本みりんの甘みは砂糖ほど強くないため、同量で代用すると味のバランスが変わることがあります。
- 本みりんには料理を引き立てるコクや照りを出す効果もあるため、調理目的によって使い分けるのがおすすめです。
糖質やカロリーを抑えたい場合、本みりんの使用は適度な甘さを出しつつカロリー負担を減らす選択肢になりそうです!
みりんの栄養素もチェックしてみた
◆炭水化物
みりんには、ブドウ糖や麦芽糖といった糖類が豊富に含まれています。
◆アミノ酸
みりんには、ロイシンやアスパラギン酸などのアミノ酸が含まれています。ロイシンは、疲労回復や筋力向上、肝機能の改善、血糖値の調整に役立つとされています。また、アスパラギン酸には、体内の老廃物の排出を助ける作用や肝機能の強化、疲労回復効果が期待されています。
◆オリゴ糖
みりんにはオリゴ糖も含まれており、腸内環境を整える働きがあります。
◆フェルラ酸
みりんに含まれるフェルラ酸は、抗酸化作用を持つ成分です。
◆ビタミン・ミネラル
みりんには、ビタミンやミネラルの中でも銅やマンガンが多く含まれているのが特徴です。
◆発酵食品としての特性
みりんは、米麹、もち米、焼酎などを原料に作られた発酵食品で、食材の煮崩れを防ぎ、防腐効果を発揮します。また、料理に照りやツヤを与えるなど、多彩な効果を持っています。
砂糖なしのあんこの作り方/低カロリー低糖質で罪悪感なし・まとめ
あんこを作るのに砂糖ではなくみりんを利用して作ってみました。
小豆250g に対して みりん 450g、みりんが煮詰まるまでに20分以上かかるかもしれません。
ヘラでそこを混ぜながら、底が見えたらすぐに火を止めるぐらいでちょうど良いです。
冷めるとかなりの硬さを感じるあんこになります。
みりんの甘さはコクがあります。
最初は甘みを感じにくいですが、小豆そのものの味とここを感じることができました。
みりんの栄養素も無視できないものではないでしょうか。
※砂糖のときは、みりんのときに砂糖を2回にわけて入れる。
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