ヤマハピアノを娘に買い与えて早や20数年。
ヤマハピアノとは永いお付き合いになり、娘のピアノは今やその娘が使うようになりました!
今度は「グランドピアノを買ってほしい」とせがまれていますが、無視しています。
当時ピアノを習わせたいと買ったものの、その後の教室代やメンテナンスには、
相当の出費がかかって、家計を圧迫してきたのも事実です。
ピアノを弾いている姿をずっと楽しませてもらった経験から、
これからヤマハピアノの購入をお考えの方に、一言ふたことお伝えできればと思います。
- 価格のこと
- サイズ・重さのこと
- 後々のメンテナンス費用
を中心に経験談をお話しまね。
ヤマハピアノの価格
ピアノにはご存知の通り、二種類あります。
種類が違うことで、価格だけでなく音色や大きさも違ってきます。
子供がまず練習するピアノ、「アップライトピアノ」からお話します。
アップライトピアノの特徴
家庭で主に使われるピアノで、畳一畳ほどの大きさのものです。
アップライトピアノの価格
価格はおよそ、400,000~1,200,000円です。
木目調やデザインがこったものだと1,500,000円くらいまであります。
(中古の目安はこの6割程度)
アップライトピアノの大きさ・重さ
アップライトピアノの大きさは二種類で、重さは大きい方が重いです。
■アップライトピアノ(ヤマハ)
ピアノの高さが121cmタイプと131cmタイプに分かれます(例外あり)。
畳一畳分のスペースがあれば置けます。
重さが200キロ以上ありますね。
男性二人でようやく動かせる重さです(搬入には数万円かかります)。
グランドピアノの特徴
グランドピアノは、学校の体育館やコンサート会場で使います。
音色はアップライトピアノよりよい響きです。
グランドピアノの価格
価格はおよそ、1,150,000円~。
よく売れる価格帯は2,000,000~3,000,000円です。
最高1千万もするものもあります!
(グランドピアノの場合も、中古の目安はこの6割程度)
グランドピアノの大きさ・重さ
ヤマハのグランドピアノで最も小さいサイズが「GB1K」で、「コンパクトグランドピアノ」と呼ばれています。
ピアノの高さと間口は大差はなく、奥行きはタイプにより違いがあります。
■グランドピアノ
重さは軽いもので250キロを超え、大きいグランドピアノは400キロです。
ただ置くだけでも畳2畳分の広さは必要で、最低3畳分ないと弾けません。
ピアノのメンテナンスと費用
ピアノの日々のお手入れは、専用の柔らかい布でほこりをぬぐう程度です。
使わないときはふたを閉めておけば、そんなに汚れることはありません。
でも良好な状態で使うためには、欠かせないメンテナンスがあります。
それが「調律」です。
ピアノの調律
ピアノは弦楽器、それゆえ弦は時間とともにゆるんできます。
そのため弾く弾かないにかかわらず、「調律」をしなくてはなりません。
調律しないままだと、音がどんどんずれていきます。
調律の頻度と値段
ピアノの調律は、アップライトピアノを家庭で使っている場合だと、
「一年に一回」が平均的です。
激しく練習しているなら、もっと頻繁に調律が必要になります。
子供が日に2~3時間程度練習するなら、年に一回でよいでしょう。
我が家ではヤマハの調律師さんに、12月にいつもきてもらっていました。
費用(値段)はというと、1回14,000円ほど(税込み)でした。
時間は1時間程度だったと思います。
終わったあと調律師の方が軽く演奏されますが、コロコロと音色がよくなっていたのがわかります。
最初の購入で迷ったことは音問題
20数年前のことですが、最初に娘にピアノを買うにあたっては、とても迷いました。
というのも、我が家は団地住まいだったためです。
今後一軒家の予定でしたが、娘がピアノを始める今欲しいわけです。
一軒家なら、近所迷惑もそうないかもしれません。
ただほかに兄弟もいて、今後音で問題が起こるのもいやです。
どうしたものかと考えていたら、
そのころ「サイレント機能(消音装置)」がついたピアノが登場していました。
アップライトピアノにサイレント機能をつけて
そこで普通のアップライトピアノに、サイレント機能をつけてもらい、
85万円ほどで購入を決めました。
当時では、アップライトピアノの中の上くらいのだったと思います。
サイレント機能をつけたことで、周囲への音問題はなくなりましたが、
生の音の出方と比べると、少しだけ遅い感じがします。
あれから性能はよくなっているはずなので、生演奏との差はなくなっているのではと思います。
子供がピアノを続けるために親ができること
子供にピアノを習わせたい、という気持ちが強くても、
実際子供が素直にピアノを続けるかというと、それはわかりません。
うちの娘は、ピアノの先生が好きだった(憧れていた)こともあり、
大学は音楽科に入りピアノを弾いていました。
7歳になって自分から習いたいといった手前もあってか?
練習はきらいでも、発表会とか人前に出られるのを好んでいました。
高価なピアノを購入し習うようになっても、続かない子も大勢います。
親ができることといえば、
- ピアノを習わせるレッスン代(費用)を用意すること
- 発表会などにも積極的に参加させてあげること
- 調律を定期的にすること
- 練習を無理強いしないこと
くらいでしょうか。
我が家は途中家計が苦しいときがあって、ピアノのレッスン代に月4万円ほどかかっていたとき、
「やめてくれたらな」なんて思ってしまったときもありました。”(-“”-)”
なんとかやりくりして習いたい気持ちを応援できたので、今があります。
ヤマハピアノの価格・サイズも大切!後悔しない買い方は・最後に
ヤマハピアノの価格・サイズなどについて調べなおしてみました。
ピアノはやはり高価な楽器です。
買ってからも、運搬代、レッスン代、調律代と費用がかかります。
本人のやる気があれば練習を続け上達しますが、親の気持ちが先走ると続かないこともあります。
置く場所もとるので、後悔しないためによく考えてくださいね!
白いアップライトピアノはインテリア的にもいいかも。
とにかく子供が弾きたくなるピアノがいいですね。
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