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これで忘れ物なし!忘れな盆(和風トレイ)を作る/和布でかわいい小物入れ

忘れな盆 和風トレイ 暮らし

忘れな盆 和風トレイ

あ!忘れた!とお出かけ先で困ったことありませんか。

気がついた時にはもう電車に乗っていた、時間に間に合わないということは度々ありました。

必要なものを忘れない、それは安心感につながりますね。

小さなもので必ず必要になるもの、忘れたくないものをまとめておいておく小物入れを作りました。

日本には昔から、「忘れな盆」と呼ばれる小さなトレイがあったそうです。

旅館の部屋に置いてある木製の浅いお盆といえばわかるでしょうか。

いわゆる「客室用小物入れ」というものです。

部屋の鍵や食事のチケット、時計やアクセサリーなどを一時置いておく、あのお盆です。

和柄が好きなので着物のあまり生地で作ってみました。

玄関に、洗面所に、寝る時の枕元に、あったらいいなと思えるものです。

忘れな盆(和風トレイ)作り方

忘れな盆 和風トレイ

今回紹介するのは、布製のトレイです。

芯をはった本体に、やわらかな飾り布を敷いたもので、とても軽くクッション性も兼ね備えています。

時計や眼鏡やアクセサリー、スマホ、洗面所にはリップクリームや携帯ハンドクリームなどを一時的に置くのに使えます。

忘れな盆(和風トレイ)詳しい作り方

型紙を作ります。

忘れな盆 和風トレイ 作成型紙

忘れな盆 和風トレイ 大きさイズの型紙(本体用)

忘れな盆 和風トレイ 作成型紙

忘れな盆 和風トレイ 大きさイズの型紙(飾り布用)

今回は2種類のタイプを作成しました。

  • 小さいサイズ:出来があり8センチ四方(収納は6センチ四方)
  • 大きいサイズ:出来あがり24×11.5センチ(収納は20.5×7センチ)

<必要なもの・サイズはセンチ>

忘れな盆 和風トレイ 作成型紙

忘れな盆 和風トレイ 小さいサイズ用の右が外枠用と左の飾り布用

小さいサイズ(縫い代1センチ入り)

  • 外枠になる表布:11×11
  • 芯:表布と同サイズ
  • 飾り布:10×10

大きいサイズ(縫い代1センチ入り)

  • 外枠になる表布:27×15を2枚
  • 芯:表布と同サイズ
  • 飾り布:32×18.5のひし形を2枚

<詳しい作り方>

忘れな盆 和風トレイ

まず外枠から作ります。

  1. 表布の裏に芯を張りる
  2. 表布の一方に返すための切込みをいれる
  3. 表布を中表で周囲を縫う
  4. 表布を切り込みから表に返し角をととのえアイロンする
  5. 切り込みのある方を内側にして四つ角をつまみぐしぬいする

次に飾り布を作ります。

  1. 飾り布に切り込みをいれる
  2. 飾り布を中表で周囲を縫う
  3. 飾り布の切り込みから表に返し角をととのえアイロンする
  4. できあがった外枠の一部に糸で取り付けて完成

忘れな盆(和風トレイ)の特徴

忘れな盆 和風トレイ

今回私が作ったのは布製なのでとても軽いです。

飾り布とともに生地が重なっているのである程度のクッション性があり、時計やアクセサリーなども傷つけずに置くことができます。

つまむ部分を大きくすると高さのあるお盆になります。

忘れな盆(和風トレイ)を使う場面

忘れな盆 和風トレイ

忘れな盆(和風トレイ)を使う場面を想定すると、通勤する社会人女性が出かける際に忘れやすいものとして、以下のようなものが考えられます。

① 必需品(毎日使うもの)

  • スマートフォン(仕事の連絡、電子決済、ナビなどに必要)
  • 財布(現金・カード類)
  • 家の鍵(オートロックの場合は特に重要)
  • 社員証・定期券・ICカード(会社への入館や通勤に必須)
  • 腕時計(スマホを使わない人は特に重要)

② その日の予定によって必要なもの

  • 折りたたみ傘(突然の雨に備える)
  • エコバッグ(買い物や書類の持ち帰りに便利)
  • マスク(必要な場所がまだある場合)
  • 名刺入れ(仕事の外出時に必要)
  • 筆記用具・メモ帳(打ち合わせ用)
  • 化粧ポーチ・リップクリーム(身だしなみ用)

③ 季節や体調管理のためのもの

  • ハンカチ・ティッシュ(身だしなみや突然の出来事に備えて)
  • 日焼け止め・UVカットグッズ(夏場・日差しの強い日)
  • 防寒アイテム(手袋・ストール)(冬の外出時)
  • 飲み物(マイボトル)(夏場の熱中症対策)

④ 仕事の内容によって必要なもの

  • ノートPC・タブレット(テレワークや外出先での仕事用)
  • USB・充電器・モバイルバッテリー(電池切れ対策)
  • 会議資料・プレゼン用データ(外出時に)

こういったものを玄関の「忘れな盆」にまとめて置くことで、出かける前に一目でチェックできるようになりますね。

特に、「その日の予定によって持ち物が変わるもの」は忘れがちなので、「明日の準備をして、まとめておく」習慣をつけると良いかもしれません。

また、「出かける直前に慌てて探してしまうもの」をリストアップして、自分に合った「忘れな盆」の使い方を工夫すると、より便利に使えるかもしれませんね。

欧米ではcatchall tray(キャッチオールトレイ)

欧米では、夜寝る前に身の回りの小物を入れておくものは一般的に「catchall tray(キャッチオールトレイ」や「valet tray(ヴァレートレイ)」と呼ばれるようです。

これは鍵、財布、アクセサリー、腕時計などをまとめて置くための小皿やトレイのことです。

または、「nightstand organizer(ナイトスタンドオーガナイザー)」や「bedside tray(ベッドサイドトレイ)」と呼ぶことも。

※今回作成したサイズと製図は、成美堂出版の「着物地で作るかんたん小物」藤岡幸子著の本で紹介されていたものです。

 

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キラコ よしえ

美容健康暮らしのライター。公務員として福祉行政に従事、退職後、着付け師範、着物着付け教室主宰、独自二部式着物考案で雑誌掲載、女性アパレル商品監修など。 温泉好きで温泉ソムリエ資格取得。園芸好き。子供3人の子育て経験。夫婦でドライブ温泉旅行好き。

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