がま口の小銭入れを手作りしています。
主に神社仏閣にでかけるとき、旅行に行くとに持っていき、お参りのときさっとお賽銭をさせるようにしています。
ポケットに入れておいてもかさばらない、小さくてコンパクトなタイプを作りました。
この小ささでもコイン20枚は十分入ります。では作り方を紹介します。
がま口財布小銭入れの作り方
このがま口小銭入れは口金を以前からもっていたもので、型紙はなかったので、他の方の制作場面を参考に型紙を作りました。
型紙について
型紙は動画やブログでまた本でも紹介されているので口金にあった型紙を起こすことができます。
ただ面倒ではあるので型紙と口金、紙紐がセットになっているものがおすすめです。
がま口小銭入れの材料
必要な材料は、
- 表布同じサイズ2枚
- 裏布同じサイズ2枚
- 口金
- 紙紐
- ボンド
がま口小銭入れの作り方
- 表布を中表にして縫い止まりまで縫います。
- 裏布を中表にして縫い止まりまで縫います。
- 裏布を表に返して、表布の内側に入れます。
- 返し口を残して縫い合わせます。
- 表に返して、口金方向の空きを閉じます。
- 生地を目打ちなどで差し込んで仕付け糸でとめます。
- 口金の穴を返し縫いで布と口金を閉じます。
- こちらでの両端4箇所をカシメで出来上がりです。
かしめる時は傷つかないように布をはさみ、裏側に力を入れておさえます。
100均の口金で作ってみました
◆100円ショップのがま口小銭入れの型紙
100円ショップに行くと口金と型紙と紙紐がセットになったものが売っています。
これはその型紙を別の紙におこして作成しました。
口金に布を押し込むところが一番難しいと感じましたが、何度か作ると多分慣れてくると思います。
袋の形は長さや下の丸みを自由に変更できるので、オリジナルなものができ楽しいと思います。
がま口の口金に布をはめるときのポイントや注意すべきこと
がま口の口金に布をはめるときのポイントや注意すべきことを以下にまとめます。
きれいに仕上げるために重要なプロセスなので、丁寧に進めたいです。
1. 口金の選定
- サイズと形に合った口金を選ぶことが大切です。布の型紙と口金がしっかり合っていないと、布が浮いたり、うまくはまらなかったりします。
- 口金に付属する説明書や型紙がある場合は、それを基準に布を裁断します。
2. 布の準備
- 布の厚みは適切に選びます。厚すぎると口金にはめるのが難しくなり、薄すぎると安定しないため、裏地や接着芯を使用して適度な厚みに調整します。
- 端をほつれないように処理します(ジグザグミシンやほつれ止め液を活用)。
3. 口金に布をはめる手順
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ボンドの使い方
- 布用ボンドを使用します。速乾性が高すぎると調整しづらいので、適度に乾きが遅いタイプを選ぶと良いでしょう。
- ボンドは口金の溝に均一に塗ります。はみ出しを防ぐために、少量ずつ入れるのがコツです。
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布の挿入
- 布を溝に入れる際は、中心部分から始めて左右に均等に進めます。
- つまようじやヘラなどの細い道具を使い、布を丁寧に押し込みます。力を入れすぎず、しわができないように少しずつ進めます。
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クリップやマチ針で固定
- 布がずれないように、口金全体にクリップや専用の留め具で固定します。ボンドが完全に乾くまで固定しておくことが重要です。
4. 仕上げとチェック
- ボンドのはみ出しがないか確認します。はみ出した場合は、乾く前に布を汚さないように拭き取ります。
- 全体のバランスを確認し、布が口金に均等にはまっているかチェックします。
- ボンドが完全に乾いてから、口金を開閉して動作を確認します。
5. よくあるトラブルと対策
- 布が浮く
→ 接着力の高いボンドを使用し、固定時間を十分に取ります。 - 布が厚すぎてはまらない
→ 布の接着芯を薄いものに変えるか、重ねる布を少なく調整します。 - ボンドが乾く前に動かしてしまう
→ 必ずボンドが完全に乾いてから作業を進めます(製品によりますが、24時間程度が目安)。
アドバイス
- 初心者の場合は、まず小さなサイズで練習すると良いです。
- 専用工具(がま口用のヘラやクリップ)を使用すると作業がスムーズになります。
きれいに仕上がったがま口は使いやすさと見た目の両方で満足感があります。丁寧な作業を心がけてくださいね!
口金の種類
口金は主にカーブのものと角張った角型のものの2種類です。
大型手芸店などには、凝った口金やカラフルな口金もあるので、がま口タイプの小物入れが好きな私は、今後挑戦してみたいなと思います。
パッチンの音がいいね
がま口は可愛さもさることながら、閉める時のパチン、パッチンという音が何とも心地よいです。
パッチンの音が好きという人もきっといると思います。
レトロなビーズバッグのがま口タイプなんて特に可愛らしいなあと思います。
がま口財布(小銭入れ)を手作り/100均セットでパッチン/口金留め方のポイント・まとめ
がま口の小銭入れは100円ショップでも型紙付きで口金が手に入ります。
少量の布で作れるので、ついつい続けて3個作ってしまいました。
あのパチンという音が好きで、バッグやペンケースにもがま口タイプのものをよく使っています。
スマホケースやメガネケースも、作れたらたのしいだろうな。
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