カセットコンロのガスボンベ、捨てるときはどうしたらいい?
「中身が残っていないことを確認して、自治体の指示に」っていうことだけど。。。
そこでガスボンベの捨て方を徹底調査しました。
安心して捨てられるよう、中身があるかどうかの確認の仕方、中身の抜き方も。
ガスボンベの捨て方
ガスボンベの捨て方は、それぞれの自治体により違いがありますが、近年では穴をあけずに捨てるところも増えています。
たとえば、名古屋市の場合は、
中身を使い切って(カラにして)「可燃ゴミとは別にして透明な袋に入れて、可燃ゴミと同じ日に出す。」
ことになっています。
名古屋市の場合のガスボンベの出し方
◆中身の見える袋に入れて可燃ごみの日に出す
名古屋市の例ですが、使い切ってから捨てる場合、以前はボンベに穴あけをしなければなりませんでした。
しかし数年前から、中身を完全に使い切って穴をあけずに出すことになっています。
これは不適切な方法で穴をあけたことによる火災や事故が発生していることから、変更になったという経緯があります。
<名古屋市・ガスボンベ具体的な捨て方>
|
穴あけはちょっと待って
穴をあけてから捨てるという地域もあるようですが、穴をあける前に、本当に穴をあけなければならないかを自治体のHPなどで確認してください。
というのも、ここ数年の間に、穴をあけるときの事故や火災が頻発したことで、穴をあけなくても捨てられるように変更される自治体が増えています。
例えば神戸市。
神戸市は2020年4月から、ごみ出しのルールを変えて「穴開け不要」としました。
実験動画を公開して注意を呼びかけるとともに、ルールの周知に力を入れているそうです。
例えば・札幌市のスプレー缶の出し方
札幌市のスプレー缶の出し方が動画で分かりやすかったので参考までに。
札幌市の場合も穴をあけずに、中身が見える袋にいれて、ゴミの袋とは別にして出す。
穴あけが不要な自治体が増えているので、カラにしてそのまま捨てればいいのかどうかをまず確認してみてください。
ガスボンベの中身が残っているかどうか確認方法
ガスボンベの中身が残っているかどうかは、ボンベをふってみるとわかります。
中身が残っているときは音がする
中身が残っている場合は、ふると「シャカシャカ」とか「サラサラ」という音がします。
中身を出す、カラにする方法
使い切る
中のガスが少し残っている程度なら、カセットコンロにセットして使い切ります。
ふってみて音がしないことを確認して捨てます。
屋外で中身を出し切る
または、屋外の火気のないところで中身を出し切ります。
中身の出し切り方は、
ガスを抜く時は、屋外の火の気のない風通しの良いところで、カセットボンベのキャップを外し、先端を下にして、先端部をコンクリートなどに押し付けてください。そうすることにより、ガスが抜けていきます。
「先端を下にして先端部を押し付けてガスを抜く」のですね。
未使用で満タンでも、使いかけでも、錆びていても同じ方法で抜けるということです。
ガスがすべて抜け切ると、「シャカシャカ」とか「サラサラ」という音がなくなります。
ガスが入った状態で穴をあけると、ガスが噴出して途中で止まらなくなり危険ですのでおやめください。
とも書かれていましたよ。
穴をあける場合は、ガスを出し切ってからですね。
中身のあるガスボンベの処分方法
どうしても使い切れないガスボンベは、名古屋市の場合は各区の環境事業所に問い合わせて処分方法を確認することになっています。
自治体により処分方法に違いがあるので、このことはお尋ねくださいね。
未使用のガスボンベの処分方法
全く未使用の場合は、リサイクルショップに持っていくと買い取ってくれる場合があります。
近くのリサイクルショップに問い合わせしてみてください。
ガスボンベの使用期限
◆製造日は缶底に西暦年月日で印字(2020年10月23日製造)
ガスボンベの使用期限は7年です(錆や変形がない場合)。
これは中身の寿命ではなく、使われてるゴムパッキンの寿命です。
ゴムパッキンの劣化状況は分からないので、ゴムの耐久性から製造から7年以内とされています。
製造日は缶底に西暦年月日で印字されています。
ガスボンベの保管方法
お鍋やキャンプのシーズンが終わって、ガスボンベの中身が余ってしまうことがありますね。
来シーズンまで保管するには、
- 火気がなく直射日光のあたらないところ
- 40度以下の湿気の少ないところにキャップをして
保管するようにしてください。
忘れがちなのが、器具から外すこと。
棚などの落下しやすいところもやめましょうね。
ガスボンベの捨て方・穴あけに注意//まず中身の確認と使用期限・まとめ
ガスボンベの捨て方は、中身をカラにしてが原則です。
穴をあけなくてもよい自治体も増えているので、穴あけについては確認してください。
中身の有無はボンベをふってみて確認を、音がすれば残っています。
中身を出し切るには、屋外の火の気のないところで、先端を下にして、先端部をコンクリートなどに押し付けて。
コメント