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日本の鳥シマエナガの刺繍/雪の妖精/ふっくらをドミット芯で雪の結晶

シマエナガ 刺繍 暮らし

シマエナガ 刺繍

シマエナガは北海道の雪の妖精とよばれるとても可愛らしい鳥です。

その姿を初めてみてから、シマエナガのとりこになってしまいました。

そしてそばに置いておきたいと思い、刺繍にしてその姿を残そうと思いました。

真っ白の体はドミット芯がぴったりで、刺繍オンリーではありませんが、我ながらかわいくできたと思います。

しばらくは玄関や部屋の飾りとして楽しむつもりです。

ゆくゆくはブックカバーになるように、新書本サイズの大きさの生地に刺繍しています。

シマエナガの刺繍飾り

シマエナガ

シマエナガは顔も体も真っ白で、刺繍糸で表現することもできますが、ほわほわっとした小さなふっくらした姿、特に冬は羽に空気をためるので、

ふっくらした姿がいっそうふっくらと見えます。

そのためシマエナガの体をドミット芯を使って表現することにしました。

シマエナガの体の輪郭をなぞり、厚紙で輪郭を切り抜き、ドミット芯をその大きさに切りました。

体の周囲は短いストレートステッチ(たてまつりといった方がよかもしれない)で止め、木と葉を刺繍してから、足を刺繍して足の立体感を出しました。

シマエナガ 刺繍

羽と尾は、濃紺とグレー、くちばしは茶色、目は濃紺のフレンチノットでさしています。

やはり目をどうさすかで、表情は変わるので、位置に気をつけました。

向かって左目は2本どり、フレンチノット3回、右は4回にして、変化をつけました。

シマエナガは寒い時期、街中に姿を現しますが、シマエナガが見られるのは雪とともに、白銀の世界を飛んでいます。

シマエナガ 刺繍

そこで周りには雪の結晶を大小散りばめました。

刺繍枠の中の小さな世界に、自分だけの雪の妖精が来てくれたようです。

シマエナガはどんな鳥?

シマエナガ

シマエナガの名前の由来

シマエナガ(島柄長、学名:Aegithalos caudatus japonicus)の名前は、以下のような特徴に由来しています。

  • 「シマ(島)」:日本の北海道に生息することから、「島国のエナガ」という意味が込められています。
  • 「エナガ(柄長)」:スズメほどの小さな体に対して尾が長いことから、「柄(え)」=「細長い部分」、「長(なが)」=「長い」という意味があり、「柄の長い鳥」として名付けられました。

シマエナガの大きさ

  • 全長:約 13~14 cm(そのうち尾の長さが約7~8 cm)
  • 体重約7~9 g(スズメよりも小さく軽い)

シマエナガの生息地

シマエナガは 北海道のみに生息 する日本固有の亜種です。主に以下のような環境に生息しています。

  • 生息地:北海道全域の 森林地帯(針葉樹林や落葉広葉樹林)
  • 分布:平地から山地まで広範囲に生息し、冬は市街地の公園や庭でも見られることがある
  • 習性:冬は数羽~十数羽の群れを作って行動し、活発に飛び回る

シマエナガは、その愛らしい姿とふわふわの白い羽毛から「雪の妖精」とも呼ばれ、多くの人々に親しまれています。

シマエナガの分類

シマエナガは、スズメ目(Passeriformes)に属する小型の鳥で、「エナガ」という種類の亜種です。

エナガとの違い

シマエナガは「エナガ (Aegithalos caudatus)」の日本の北海道に生息する亜種で、本州・四国・九州に生息するエナガとは少し異なります。

シマエナガの特徴(本州のエナガとの違い)

  1. 顔が真っ白 → 本州のエナガは目の周りに黒い模様があるが、シマエナガはそれがなく、ふわふわの雪玉のように見える。
  2. 寒冷地適応 → 北海道の厳しい冬に適応し、体の羽毛がよりふわふわしている。
  3. 鳴き声の違い → 本州のエナガよりも少し高い声で鳴く。

エナガ科は世界に数種類いますが、シマエナガのように真っ白な顔を持つものは珍しく、その愛らしい姿が人気を集めています。

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キラコ よしえ

美容健康暮らしのライター。公務員として福祉行政に従事、退職後、着付け師範、着物着付け教室主宰、独自二部式着物考案で雑誌掲載、女性アパレル商品監修など。 温泉好きで温泉ソムリエ資格取得。園芸好き。子供3人の子育て経験。夫婦でドライブ温泉旅行好き。

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