昔ながらの「はたき」は、着物生地をリサイクルして作ることができます。
現代のものと使い分けることで、効率的な掃除ができるはずです。
和のハタキの特徴は、建具を傷つけずにちりやホコリを除去できる点です。
柄を長くすれば、天井や壁まで届き、家中で活用できます。
絹のはたきは家具に優しく、天然木の家具や建具、塗りの調度品にも安心して使用できます。
掃除の際は、上から順に清掃していくのが効果的です。
和ハタキと呼ばれる伝統的な道具の利点
和はたきの利点は、静電気が発生しにくいことです。
合成素材と比べて静電気を帯びにくく、ホコリを舞い上げにくいため、家具や家電を傷つけるリスクが低くなります。
他の利点として、環境への影響が少ないこと、インテリアとしての役割も果たすこと、使い心地が良いことが挙げられます。
はたきの素材には、不要になった着物の生地がおすすめです。
特に薄くて柔らかい絹の生地が適しています。
例えば、
- 長じゅばん
- 胴裏
- 裾除け
- やわらかい着物の生地
などが適しています。
和のハタキの簡単な作り方
用意するもの
- 軽い細い棒(50~60センチ)
- 絹の生地(幅4センチ長さ50センチを12枚)
- 輪ゴム(3~5コ)
- ひも(滑りにくい麻ひもなど50~60センチ)
を用意してください。
和ハタキの作り方
柄の元の2センチほどのところを輪ゴムをまきます。
棒に放射状に布を配置し柄の先をつけてかけます。
先ほどのゴムより1センチほど奥のところを、ゴムでまとめます。
その後布を返して、ゴムの間をヒモでとめます。
※動画で詳しく説明しています。
使い始めは屋外でよく振り、糸落ちをさせます。
掃除の際は、高い所から順に使用し、置物などには手首のスナップを効かせて優しく当てます。
ハタキは本棚、電気の傘、カーテンレール、障子の桟、電化製品周りなど、掃除機や雑巾では扱いにくい場所で活躍します。
和ハタキのお手入れ方法
手入れは手洗いで可能で、耐久性も高いです。
絹生地の場合は中性洗剤を泡立てて、手でもむようにして洗ってください。
カラフルな生地を組み合わせれば、ポップなインテリアにもなります。
房がとれやすいときの対処法
ハタキの房はゴムと紐で止めてありますが、あまり強くはたくと房が取れるかもしれません。
最後に止める紐はかなり強く力を込めて縛ってください。
それでも房が抜けてしまう場合は、最初のゴムまたは紐をやめて、釘を打って押さえにするようにします。
釘を通しておけば房が抜ける心配はありません。
和ハタキの柄の長さについて
ハタキの柄の長さは50から60cm ぐらいが扱いやすいです。
机周りや細かい家具の入り組んだところなどに使いたい場合は、ハンディモップのような20cm ぐらいの柄の長さが 使いやすいと思います。
また部屋の隅や天井など高いところのほこりをはたく目的なら、普通のタイプでは短すぎます。
1m またはそれ以上のものを用意すると良いでしょう。
はたきの柄はどこで買える?
ハタキの柄はできるだけ軽くて丈夫なものが良いですね。
私はホームセンターで細い竹を見つけ利用しています。
女竹(めだけ)という名称で販売されてたように思います。
直径が1から3cm ほどの軽くて 扱いやすいものです。
和ハタキでほこり落とし/作り方・家具を傷つけない静電気なしの絹生地・まとめ
家庭の中で使われている畑には最近は静電気防止などモップ形式のものの形式のものいろいろありますが、
昔は着物の生地の再利用で作られていました。
木綿や絹生地がほとんどで、うっすらとかぶったホコリが軽くはたけば舞い落ちていきます。
窓を開けて気になったところをパタパタとしていると、通気性もよく部屋もすっきりとします。
木製の家具や建具が多い部屋には最適だと思います。
絹の生地がなくても木綿の生地を長く活用してあまり切れで簡単に作れるのがいいところです。
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