「さつまいも大好き!」っという女性は多いですよね。
いえ好きじゃない人なんているんでしょうか。(私も毎日食べたーい)
でも、食べるとふとっちゃう、と遠慮しているのもまた女心ですよね。
そこで、10月13日の「さつまいもの日」に、さつまいもで太る理由を探してみました。
10月13日が「さつまいもの日」になったわけ
さつまいもの日が10月13日になった理由は、さつまいもが収穫される時期であり、また、さつまいもを使った料理やお菓子が楽しめる季節だからです。
特に、さつまいもは秋の代表的な食材として人気があり、さまざまな料理に使われます。
さらに、10月13日は「さつまいも」という言葉が「10(とう)・13(いも)」と読める語呂合わせも関係しています。
この日を通じて、さつまいもの美味しさや栄養価を再認識し、消費を促進することが目的とされています。
さつまいも食べると太るは本当?
さつまいもをお腹いっぱい食べ続ければ太るのは当たり前でしょう。
ただそこまで食べるわけじゃなくて、普通は一日に焼き芋なら1本程度のことで太るのかどうか、でしょう。
最近スーパーやコンビニには、レジのそばでいい匂いの焼き芋が並んでいますよね。
つい食べたくなってしまいます。
でですね、普通サイズ1本分の焼き芋で、カロリーや栄養を見てみますね。
普通サイズの焼き芋1本のカロリー
普通サイズの焼き芋の重さは、300~400グラム。
これは大きいなと思うと、500グラム以上になります。
焼き芋のカロリーは100グラムあたり163キロカロリーで、これは白米(子供用ちゃわん1杯分)が168キロカロリーで、ほぼ同じです。
大人の茶碗の普通盛りは140グラムで235キロカロリー。
「焼き芋100グラムのカロリー = 子供茶わん1杯分のカロリー」
「焼き芋1本(300グラム)なら、お茶椀に2杯強」になります。
でも、大き目の焼き芋にすると、500グラムもある。
するとお茶碗に3杯分以上になって、800キロカロリーを超えます!
一日の大人の女性の必要カロリーは、1800キロカロリーほどなので、
大きな焼き芋(500グラム)はNGですね。
カロリーだけから見ると、普通サイズの焼き芋1本までならよさそうですね。
普通サイズの焼き芋1本と白米2杯強の栄養について
今カロリーだけなら、普通サイズの焼き芋1本=白米2杯強 と言いました。
今度はカロリーでなく、栄養素も見てみましょう。
主な栄養素で比較してみます。(白米は2杯強でなく2杯で)
焼き芋普通サイズ | 白米2杯 | |
炭水化物 |
117グラム | 111.4グラム |
食物繊維 |
10.5グラム | 1.0グラム |
たんぱく質 |
4.25グラム | 7.2グラム |
脂質 |
0.6グラム | 1.0グラム |
この中で最も大きな違いがあるのが食物繊維ですね。
食物繊維はお通じに関係があるのは知られていますよね。
「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」があって、さつまいもには両方入っています。
そして焼き芋にすることで、「不溶性食物繊維」は生のときより1.5倍に増えます。
ちょっとここで食物繊維を少し詳しくみてみましょう。
さつまいもに含まれている食物繊維
先に「不溶性食物繊維」の特徴をみてみます。
「不溶性食物繊維」の特徴
- 便のカサ増しになる
- 大腸刺激して腸の働きを促してくれる
- 有害なものを便と一緒に排出してくれる
- 善玉菌のエサになって腸内環境を改善してくれる
「不溶性食物繊維」が多いのは、ほかに「きのこ類」や「こんにゃく」があります。
同じ量を食べるなら、さつまいもが断然食べやすいですね。
「水溶性食物繊維」の特徴
- 小腸での栄養吸収速度を遅め血糖値の上昇を抑える
- ナトリウムを体外に出し高血圧の予防効果が期待できる
- 善玉菌のエサになり腸内環境を改善してくれる
- コレステロールを吸着するので血中コレステロール値を下げる
- ゼリー状の繊維が他の消化物と混ざることで腸内の移動をスムーズにする
こうしてみると、「食物繊維」は腸内の環境を整えるのにとても大切な成分だといえますね。
お通じを助ける「ヤラピン」も
さつまいもの成分に「ヤラピン」という成分が皮の内側にあります。
「ヤラピン」はさつまいもにしかない成分で、これが便秘解消を期待できるのです。
「ヤラピン」は皮のすぐ内側に分布していて、生のさつまいもを切ると白い液体が出ますが、そこにあります。
胃や腸で吸収されにくく、昔から緩化剤(弱い下剤)として利用されてきたといいます。
これは熱にも強いので、焼き芋にして食べる時は皮ごと食べるのがおすすめ。
焼き芋にすると糖度があがる
次にサツマイモの糖度ですが、品種や栽培条件によって異なりますが、一般的な範囲として以下のようになります。
生のサツマイモの糖度は約5〜10度程度です。
品種によってはこれより低いこともあります。
焼くことでデンプンが糖に変わるため、焼き芋の糖度は約15〜20度に上昇します。
甘さが増し、食感も変わるのが特徴です。
このように、焼き芋にすると甘さが際立つので、多くの人に好まれますね。
普通サイズの焼き芋1本、いつ食べる?
さつまいもはほかにも、ビタミン、ポリフェノールなどが白米よりも多いのも特徴です。
美味しいのでガンガン食べたいところですが、今見てきたように栄養豊富ではあってもカロリーも多いですね。
今まで通りのご飯とおやつの量に、さらに焼き芋が加わると「太る」ことになりそうです。
そこでできることはこれ。
- 今食べているおやつを焼き芋に代える
- 焼き芋1本分、運動か代謝を上げる
というあたりを目安に、食べる量を考えてみてくださいね。
便秘ぎみなら、「ご飯茶碗2杯強にあたる分を焼き芋1本に代える」
これをすれば、ご飯を食べるより栄養素はむしろ増えて、食物繊維がたっぷりとれることに。
つまり、お通じがよくなる可能性が大!
お通じがよくなれば、肌の調子もよくなるはずですよね。
なので、もしかしたらダイエットや美肌の効果があるかもしれない、そんな素晴らしい食べ物が「焼き芋」です!!
スーパーやコンビニの焼き芋、いい仕事してるんですね!
忙しいなら自宅にストックという方法もあり。
さつまいもの日/糖度が心配/太るのかな?お通じがよくなるという話・まとめ
さつまいもは焼き芋にするとより糖度が増し、甘くおいしくいただけますね。
スーパーやコンビニでも焼き芋として売っているので、手軽に買えるのはうれしいですね。
お腹の調子がよくなるのも嬉しい効果。
食欲の秋はもうすぐです、さつまいもでおいしく健康をめざしましょう。
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