ニードルブック(針収納ケース)は針を安全に持ち運ぶのにとても便利です。
以前は携帯用のソーイングセットをバッグに入れたり、職場のロッカーに入れて置いたりしましたが、なんだかそっけない。
かわいらしいデザインのニードルブックを見つけたことで、作ってみよう!ということに。
刺繍を施したら、とっても愛着のわく可愛らしいものができました。
内ポケットをつけたら、糸通しや糸きりバサミなどのソーイングセットがひととおり入ります。
ふかふかのお布団にくるまれている針が愛おしくなってきます。
刺繍のニードルブック
ニードルブックに何がはいる?持ち運べるもの
ニードルブックに入るものは、針だけではありません。
糸切りばさみや糸通し、安全ピンやボタンなども入ります。
どれも小さな部品ですけどまとめて入れられるのは大助かり。
内ポケットをつけてあるので、細かなものが入ります。
ニードルブックが活躍する場面
ニードルブックは、主に手芸や刺繍を行う際に使用される針の収納ケースです。
具体的には、このような場面で活躍します。
1. 針の整理: ニードルブックは、縫い針やマチ針をきれいに収納できるため、散らかりがちな裁縫箱を整理するのに役立ちます。
ピンクッションに刺しっぱなしにしておくと、針が見えにくくなることがあるため、その問題を解消します。
2. 持ち運び: 手芸や刺繍をする際に、針を安全に持ち運ぶための便利なアイテムです。
特に教室や外出先で作業する場合に、ニードルブックがあると安心です。
3. 多機能性: 針だけでなく、安全ピンなども収納できるため、さまざまな用途に対応できます。これにより、手芸道具全般の整理整頓が容易になります。
ニードルブックは、手芸愛好者にとって便利で実用的なアイテムですね。
自分の好みに合わせてデザインできるため、手作りの楽しさも味わえますよ。
携帯用ソーイングセットとの違い
◆ソーイングセット
携帯用ソーイングセットは総合的な裁縫キットであるのに対し、ニードルブックは針に特化した収納アイテムという点が最大の違いです。
用途の違いをみると、
携帯用ソーイングセットは、
- 外出先での急な裁縫ニーズに対応するための総合的なセットです。
- ボタン付けや簡単な繕いなど、様々な裁縫作業に対応できます。
ニードルブックは、
- 針の整理と安全な保管に特化しています。
- 主に手芸や刺繍を行う際に使用されます。
サイズと携帯性の違いもあります。
携帯用ソーイングセットは、
- 比較的大きく、様々な道具を収納できます。
- サイズは製品によって異なりますが、例えば幅14cm×奥行14cm×高さ3cmのものがあります。
ニードルブックは、
- 非常にコンパクトで、例えば高さ7.5cm×幅5.5cmほどのサイズです。
- 針のみを収納するため、より小さなバッグにも収まります。
私もこの小さがとても気に入っています。
針を休ませたり、安心して持ち運べるのがいいですね。
刺繍のニードルブックの作り方
刺繍のニードルブックに必要なもの
- 表生地:10センチ×15センチ 1
- 接着芯:10センチ×15センチ 1
- 裏生地と内ポケット:10センチ×15センチ 1と5センチ×15センチ 1
- ボタン:1
- ひも:(約17センチ)
- 白いフェルト:7センチ×12センチ 2(内1枚は少し小さく)
刺繍のニードルブックの作り方
- 表生地にあらかじめ刺繍をする(刺繍をするにあたり必要な生地より大きいサイズの状態で刺繍をする)
- 表生地をたて10センチよこ15センチで断ち切ります。
- 表生地に接着芯をはる
- 裏地にポケットをつける(ポケットの上端は三つ折りで縫う)
- 表生地と裏生地を中表に合わせ、ひもをとりつける
- 下部に7センチ返し口をあけて、縫い代1センチで縫う
- 表に返して形をととのえボタンをとりつける
- フェルト2枚を本体の中心にとりつける
ひもとボタンについて
細い紐を用意します。
今回は刺繍糸を2本どりにして三つ編みにしました。
ボタンは直径1センチから1.3センチのものが適しています。
注意したいこと
刺繍をするとき、生地を断ち切る位置と刺繍の出る位置を確認して、下絵をかいてください。
針を休ませるフェルトは白色以外でも見やすければOKです。
ニードルブック(針収納ケース)の作り方/ハギレで簡単/針を安全に/まとめ
内ポケットを付けることで、小さな針や糸通し、少量の糸やボタン、安全ピンなどが収納できます。
サイズをもう少し大きくすると、携帯用のソーイングセットとしても使えるかと思います。
パッチワークなどで装飾しても素敵ですね。
コメント