「白髪染めはいつから?」抜くだけでは間に合わなくなってきた白髪。
「全体の3割ほどが白髪になったら染める」という人が多いです。
美容院でもすすめられますね、そろそろ染めた方がいいですよ。と。
髪染めは、いったん染め始めると続けるしかないですね。
始めたら長く染料を使うことになるので、髪と頭皮を傷めないものをぜひ選びたいですね!
白髪染めって、たっくさんあります。
今までいろんな「白髪染め」を試してみましたが、「髪と頭皮を傷めない」一番いい方法は「これ」 なんじゃないかな。
これまでの体験を生かして徹底的に調べてみました!
調べた経過とその結果を残しておきますね、参考にどうぞ。
白髪染めで自分の髪を傷めないで
あなたも聞いたことがありませんか?
白髪染めで髪が傷んだとか、肌に刺激があるとか。
そう、白髪染めのほとんどは安心して使えるものですが、人によっては髪や頭皮が傷むことがあります。
体質は年代とともに変化しますし、白髪染めを過信していると、髪が切れたり細くなるということもあります。
だから「これから白髪染めを始める」というときに、安全で安心な染め方を知っているといないでは、ダメージが大きく変わります。
まず白髪染めの方法とそれぞれのメリット・デメリットを知っておきましょう。
「白髪染め」の方法は三つ
白髪染めには、三つあります。
- 「ヘアカラー」
- 「ヘアマニキュア」
- 「カラートリートメント」
それぞれにメリットとデメリットがあります。
誰もが願うのは、「簡単に白髪が染められて、髪を健康に保てる」とうことですね。
まずは染めるにあたって、これらのメリットやデメリットをおさえておきます。
「ヘアカラー」のメリット・デメリット
「ヘアカラー」は永久染毛剤と呼ばれていて「医薬部外品」に区分されています。
「医薬部外品」というのは、医薬品と化粧品の中間的な分類で、人体に対する作用がゆるやかなものです。
「ヘアカラー」で白髪が染まる仕組みは、酸化染料、アルカリ剤、過酸化水素を使用して、髪のメラニン色素を破壊して染料を浸透させます。
- 2~3か月色持ちする長さが特徴
- 一度でしっかり染まる
デメリット
・髪や頭皮のダメージが大きい
「ヘアマニキュア」のメリット・デメリット
「ヘアマニキュア」は半永久染毛料と呼ばれ、化粧品の区分です。
「ヘアマニキュア」で髪が染まる仕組みは、髪の表面と内部にタール系色素を付着させて染めます。
ヘアカラーほどではないものの、一度で十分な染め上がりになるのが特徴。
- 色持ちは2~4週間程度
デメリット
- 地肌から5ミリ以上離して塗らなければいけない
- すぐに白髪が目立ち始める
「カラートリートメント」のメリット・デメリット
「カラートリートメント」は半永久染毛料と呼ばれ、化粧品の区分です。
「カラートリートメント」で染まる仕組みは、HC染料や塩基性染料などを使用し、徐々に表面と内部に浸透させていくから。
- 最も安全性が高い
- 色持ちは1週間程度だが、トリートメントなので髪を美しく整えてくれ地肌についても刺激が少ない
デメリット
- 色持ちは1週間程度
- 一度ではしっかり染まらず、数回連続使用することが必要
白髪染めの「染まり具合」と「安全性」をまとめると
染まり具合 | ヘアカラー > ヘアマニキュア > カラートリートメント |
安全性 | カラートリートメント > ヘアマニキュア > ヘアカラー |
染まりがよいと、安全性は低いということに。
※ 安全性というのは、髪と頭皮へのダメージが少ないという意味。
「白髪染め」で髪が傷む、原因は?
「白髪染め」を続けていると、「髪が傷んできた」と感じる人も多いです。
傷み方は人によって違い、
- 抜け毛が増えてきた
- 髪が細くなってきた
- まとまりがなくなってきた
などの悩みになります。
「年だからしかたないかな?」とも思っていたのですが、どうも染めの材料に問題があったようなんです。
ちょっと小難しい薬品名がでてきて、こんがらがりそうですが、大切な自分の髪のため、ちょっと踏ん張ってね。
髪が傷む原因・アルカリ剤
「ヘアカラー」には、1剤と2剤の二つを使います。
1剤の成分は、「酸化染料」と「アルカリ剤」でできています。
2剤の成分は「酸化剤(過酸化水素水)」です。
このとき1剤のアルカリ剤は、髪のキューティクルを開く働きがあります。
開いたキューティクルの中に1剤が内部に浸透して閉じ込められ、2剤を加えることで発色します。
アルカリ剤は2剤の過酸化水素水を分解することで、酸素を発生させ色を定着させる働きもします。
頭髪のキューティクルの中側は、たんぱく質です。
つまりアルカリ剤でキューティクルを開き、成分が侵入することで、内部のたんぱく質になんらかの変質が起きることになります。
髪が傷む原因・酸化染料
「酸化染料」は、カラー剤の1剤に使われています。
キューティクルの中に入り込んで、発色する役目があります。
酸化染料の「パラフェニレンジアミン」という成分は、アレルギーを引き起こすことがあります。
頭皮のかゆみ、痛み、アナフィラキシーショックなどの引き金になりえます。
髪が傷む原因・過酸化水素
2剤の「過酸化水素」はイギリスとドイツの共同研究で、白髪の原因になることがわかっています。
過酸化水素水は、1剤のアルカリ剤によって分解され酸素を発生。
発生した酸素がメラニン色素を脱色します。
また同時に発生した酸素によって、染料を発色させます。
以上から言えるのは、
髪が傷む原因は、ヘアカラー剤の成分だったということです。
市販の「ヘアカラー剤」は、「パッチテスト」を行ってから使うようと指示がありますが、アレルギーを引き起こすかもしれないだけでなく、
髪の傷みの原因にもなっていたんですね。
アレルギーを起こすこともある成分・石油系合成界面活性剤
パッチテストをしてから使うようになっているヘアカラー剤は、たいてい「石油系界面活性剤」が使われています。
アレルギーを引き起こす原因の成分は、先の「過酸化水素水」と「石油系界面活性剤」なんです。
「私は肌が丈夫だし、アレルギー起こしたことないから」という人も、安心してばかりもいられません。
女性はストレスでホルモンのバランスが崩れることもあります。
そのため今までなんともなかった体調が、加齢も加わりいつの間にか変化します。
アレルギーなんて無関係だったとしても、今後も大丈夫という保障はありません。
髪の傷みをさけて元気にする方法
みてきたように、「ヘアカラー」には、髪を傷めることがあります。
ただ、新陳代謝のよい頭髪は、傷つかずにすむこともあります。
問題なのは、ヘアカラーをすると、すでに傷んでいる髪がより傷みやすくなることです。
髪の修復する速度が遅くなっている中高年は、髪のダメージをこれ以上受けないようにするのが、身を守ることになりそうです。
そこで1剤2剤を使った「ヘアカラーはやめた方がよい」という私の結論です。
(※パッチテストで問題なく健康な髪が維持できる人はOK)
髪を若返らせる方法はあるのかな?
ところで、いったん髪が傷んだらもうどうしようもないのでしょうか?
なんとか髪を若返らせる方法はないものかとつい考えてしまいます。
すでに傷んだ髪を健康な髪にするには、
まずは、ヘアカラーをやめる。
そして頭皮へのダメージをなくすことが重要です。
頭皮へのダメージ5つの要因
抜け毛や薄毛になってしまうのは、頭皮へのダメージがあるからです。
頭皮へのダメージはこの5つ。
- 成分の強い整髪料を使っている
- 間違ったシャンプーをしている
- 紫外線
- 長時間のドライヤー使用
- エアコンによる乾燥
これら頭皮へのダメージをなくせば、頭皮が健康になり生えてくる髪も健康になるはずです。
ホルモンバランスの乱れる5要因
薄毛や抜け毛の原因は、ホルモンバランスの乱れも大きく影響しています。
ホルモンのバランスが乱れてしまう生活習慣などは5つ考えられます。
- 睡眠不足
- ストレス
- 偏った食生活
- 運動不足
- 出産・閉経
さけられるものはさけて、改善できるものは改善しましょうね。
そうすれば、髪が健康を取り戻しそうです。
結論、白髪を増やさず髪を若々しく元気にする方法
白髪を増やさない、髪を若く元気にする方法をまとめると、
|
どれもできそうですが、すべてを実行するのは難しいかも。
髪は頭皮から生えているので、健康的な生活が何より大切ということですね。
その第一歩として、白髪染めは安全性の高い「カラートリートメント」がおすすめ。
これから染めるというあなたには、ぜひ「カラートリートメント」を。
お化粧も大切だけど、髪が傷んでいると老けてみえちゃいますからね。
今は「髪と頭皮を守る」と銘打っている商品があるので、ぴったりのものを選んでね。
かなり評判のよいヘアカラートリートメント
コメント