
前々回の動画で紹介した2種類のシルクのネックウォーマー、気に入ってくださる方が多くありました。
作り方とつけ方を少々紹介しただけだったので、巻き方やつけ方のアレンジを紹介したいと思います。
とてもシンプルなネックウォーマーだからこそ、アレンジの仕方で見え方がずいぶんと変わります。
今回はシニア女性が華やぐネックウォーマーとして、シニア女性が冬に華やぐ色合わせとともにアレンジを紹介します。
このシルクのネックウォーマーの色合わせは、数冊のファッションの本を私なりにまとめてみたものです。またAIにも協力してもらいました。
着物の色柄は、裏生地も含め、とても微妙な色合いが多いです。
また光の加減で画像にどう映るかで、見た目の違いがあります。
シニア女性が冬に華やいで見える(顔映りがよい)色の組み合わせを、ネックウォーマーにしたときにどう見えるかを、ご覧いただき、
ご自分のシルクのネックウォーマーをお試しになる際の参考にしていただけたらと思います。
(※この組み合わせは、着物リメイクのストールにも応用しやすい配色です)
シニア女性が華やぐ冬のシルクのネックウォーマー組み合わせ

1. えんじ × 金(またはベージュ)
- 冬の代表的な“温かみ×気品”の色
- 顔色を明るくし、落ち着きのある上品さを添えてくれる
2. 黒 × 金(黒地に金の柄)

- 冬の「格」を感じさせる鉄板の組み合わせ
- パーティー・外出着として特別感が出る
- 白髪やグレイヘアにもとても映える
3. 深紫(濃い紫) × ラベンダー

- 年齢を重ねた肌と非常に相性がよい華やぎカラー
- 「若々しいのに落ち着いて見える」のがポイント
- 冬の明るさを保ちつつ、品を失わない組み合わせ。
5. 白 × シルバー(または淡いグレー)

- 雪景色を思わせる冬の清らかな組み合わせ
- “上品・知的・洗練”がテーマの女性に大人気
- 黒や濃い色のコートの下でとても映える
7. 若草色 × 金(または茶)

- 冬の装いの中で“さりげない春の気配”を感じる組み合わせ
- 茶系のコートにとてもよく合います
- 優しい雰囲気が好きなシニアの方に人気
ネックウォーマーの種類とアレンジ
今回の「冬に華やぐシニア女性のシルクのネックウォーマー」は、前々回の動画で紹介した、2回縫うだけの簡単にできるネックウォーマーです。

ひとつはクルミボタン付きのものと、

もう一つはかぶるタイプの2種類です。
このまま私は家で使っていますが、外出となると、ちょっとためらう色柄です。
そこで外出着に合わせて、もっとエレガントな(より自分にあった)ネックウォーマーにしたいと、手持ちのシルク生地を探していて、
同じ年代の方が、作ってみたくなるような色の組み合わせが知りたくなり調べてみました。
生地の用尺の都合上、いずれかのデザインで作成し、アレンジをしてみました。
色柄の組み合わせにより、「上品」「可愛い」「華やか」のいずれかの雰囲気が感じられます。
また黒を基調にした、金をあしらったネックウォーマーは、フォーマルな上品さをかもしだしています。
かぶるだけで完成するネックウォーマーには、スカーフ留めを使うことで、とても大きな華やぎが出ました。
首元のおしゃれがとても楽しくなると思います。
自分にあう色柄が見つかるといいですね、ぜひお試しください。
どちらのタイプにもおすすめの“万能・冬の2枚重ね”
シニア女性の、イエローベース、ブルーベースのどちらのタイプにもおすすめの“万能・冬の2枚重ね”の色の組み合わせは、
アイスグレー × 差し色(ブルー/赤/マスタード)です。
ベースを淡いグレーにすると、どの差し色でも品よくまとまります。
今回、手持ちの着物に淡いグレーの着物がなく、この組み合わせができませんでした。
お持ちの方で、リメイクしてもよいと思われる方は、ぜひチャレンジしてみてください。
冬本番のこれから、暖かさと華やかさを兼ね備えたシルクのネックウォーマーで、明るく元気にすごしましょう。
シルクのネックウォーマーの作り方は→シルクでネックカバー/首のどを冷えと乾燥から守る/二種類紹介/着物裏地リメイク
を参考にご覧ください。またYouTube動画でもご覧いただけます。www.youtube.com/@yosie-vlog


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