
バックの中に入れて中の小物類を整理する、出し入れが簡単な整理グッズがあるといいなということで作ってみた、とっても簡単に作れるポケット式の整理グッズです。
バッグインバッグという商品がたくさんありますが、用途や目的はこれと一緒です。
ごちゃごちゃしがちなバッグの中の小物を、見てすぐわかるように、小さなポケットに分けて収納できるものです。
バッグインバッグよりもとっても簡単にできるので、博多帯から作ってみました。
半幅帯の幅を活用してちょうどいい大きさです。
布で作る方法も軽くて扱いやすいので、作り方を紹介します。
自分だけのオリジナルを楽しみましょう。
バッグの中の収納整理グッズ(バッグインバッグより簡単)帯からリメイク

バッグの中の収納グッズの材料必要なもの
- 半幅帯:絹の博多織 63cm
※バックの大きさにもよりますが、バッグの内側の周囲を一周するぐらいが使いやすいと思います。
※今回使用した半幅帯は、30cm幅の帯を半分に折り縫い閉じたものでした。縫い目をほどいたときの幅は30cmでした。
博多織の半幅帯を使用した場合のできあがりサイズ
出来上がりサイズ:たて17cm 約横60cm
インナーポケットの作り方

- 半幅帯のまつり縫いをほどきアイロンをかけ形を整える。
- 幅の端をジグザグで始末し、1.5cm折り返してアイロンをあてる。
- 上部を5cm 開けて2つ折りにする。
- 折り目にアイロンをかけてから、重なる部分を端ミシンする。
- バッグに入れたいものの大きさ(幅)より少し余裕を持たせて幅を決め、ミシンで縫う。(短いものは、上から見やすいように底をあげるとよい)
※水筒を入れたい場合は、バッグの角にくるように収納の位置を決めるとよいです。
バッグにいれるときは、軽くクルクルと巻いて、ストンと入れ、終わりの方をゆるめるようにすると入れ替えしやすいです。
帯地の選び方

今回は博多帯を使用しています。
博多帯は帯幅の端の処理をする必要がなく、裏に糸が通っていないので、一枚のまま縫っていけます。
その他の半幅帯でも構いませんが、裏に糸が渡るものは接着芯や裏地をつけてから作ってください。その場合は、裏地が見えることになるので、その点を考慮して生地を選んでください。
作成時間
博多織の半幅帯で作ると、5分から10分でできあがります。
端をジグザグ縫いして、折り幅を決めて、入れるものに合わせて幅を縫うだけ。
服地で作るバッグの中の収納グッズの作り方

半幅帯がない場合は、名古屋帯、着物の生地や洋服の生地でも簡単に作れます。
着物の生地の場合は柔らかければ、裏に薄めの芯を貼ると良いと思います。
洋服の生地の場合は、木綿または麻、木綿とポリエステル混紡など、あまり厚手でない洗える素材が良いと思います。
動画内では、黄色い生地で作成していますので、参考にしてください。
必要なもの材料
※出来上がりサイズ: 高さ 17cm 長さ57cm
- 生地:縦29 横57を2枚
作り方
- 中表にし、上から9cmそこから8cmのところに返し口を開け、周囲を1cm 縫い代で縫う。
- 縫い代の四角をカットする。
- 表に返しアイロンをかける。
- 上辺と下辺に端ミシンをする。
- 10cm 折り上げて両端を縫う。
- 入れるものの大きさの幅に少し余裕を持たせて、ポケット部分を縫う。

バッグにいれるときは、軽くクルクルと巻いて、ストンと入れ、終わりの方をゆるめるようにすると入れ替えしやすいです。
中央のあいたところには、よく取り出すお財布などのスペースとします。
私は中央部分に、お財布、眼鏡ケース、ペットボトルを入れています。
キーカバー(キーケース)を着物リメイク生地で作る

カギは簡単に見つけられて、絶対になくしたくないですね。
そこで着物生地をリメイクして、キーカバー(キーケース)も作っておきました。
これは収納グッズのポケットの中に入れてもいいですし、紐を持ち手のところにつけて、ポケットにしまう、または外側に吊り下げるのもアクセントになっていいかもしれません。
着物のはぎれと、和柄の木綿生地で、手縫いでも簡単にできるものを作ってみました。
(着物のはぎれは、先々週マジョリカお召の羽織からリメイクした、小さめのトートバッグと同じ生地です)
※出来上がりサイズ:たて9×横6

<キーカバー・必要なもの材料>
※縦12.0 横9.0の釣鐘型の型紙をおこす
- 表布:型紙通り2枚
- 裏布:型紙の下2cmを切った2枚
- 薄手のドミット芯:型紙の下2cmを切った2枚
- ウッドビーズ:1個
- 紐:約40cm
- キーリング:1個
<キーカバー(キーケース)の作り方>
- 表布にドミット芯と裏布を重ね、表布の底を1cmの三つ折りにする
- 三つ折りしたところを端ミシンする
- 中表に合わせて上部に、キーリングとウッドビーズのついた紐を通し、1cm縫い代で底以外を縫う(紐のところは約1cmあける)
- 縫い代を5ミリ落とす
- 表に返して形を整える
- キーリングにカギをつける
表側の布には、ピーシングをしたり刺繍を施すのも、オリジナルなかわいらしさが出そうです。
※今回の動画内に、このキーカバー(キーケース)の作り方の解説はありません。
鬼まんじゅうのおやつ作り(東海地方の郷土料理)

鬼まんじゅうは、今が旬のさつまいもを使った素朴な和菓子です。
愛知県・岐阜県・三重県など東海地方で昔から親しまれていて、一般家庭でもよく作られています。
さつまいもが出回ると、鬼まんじゅうをまず思い出すほど、この地域ではポピュラーな和菓子です。
角切りにしたさつまいもを、小麦粉の生地で軽くまとめて蒸したもので、表面からゴロゴロと角ばったさつまいもが飛び出していて、その様子が「鬼の角」を連想させることから、鬼まんじゅう”という名前がつきました。
しっとり、もっちりした生地に、ホクホクの甘いさつまいもの味が、素朴でほっこりします。
甘さは控えめにするのが普通でおやつにぴったりです。
鬼まんじゅうの作り方

<鬼まんじゅうの材料>
さつまいも … 約300g
砂糖 … 80g
薄力粉 … 約140g
水 … 大さじ2.5から3
<詳しい作り方>
1. さつまいもを1cm角に切り、水にさらしてアクを抜く。
2. 水を切り、砂糖をまぶして10分置く(さつまいもがしっとりする)。
3. 小麦粉を加えて全体を混ぜ、水を加えて粉気がなくなるまで混ぜる。
4. スプーンなどで形を整え、蒸し器で約15~20分蒸す(オーブンシートを敷くと取り出しやすい)。
家庭によっては、米粉を混ぜたり、黒糖を使ったり、焼き鬼まんじゅうにすることもあるようです。
家にある材料3つでできるので、とても手軽に楽しめます。
どんなサツマイモの種類でも、同じようにおいしくいただけます。
冷めたものもおいしいですが、温めたいときは、電子レンジ600ワットで20秒くらいが目安です。

 
  
  
  
  
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