初めて使う「ヘナ」のパッチテストで、皮膚が赤くなりました!
「ヘナ」は天然素材でできているから、やさしい白髪染めで安心だわ。
っと思ってためしたのですが。。。
さきほど「お客様相談室」に電話してみました。
「パッチテストで反応する人はごくごくわずか」ということでした。
とはいえ、
私はもう「ヘナ」の白髪染めはできない!?
みたいなんです、ショック。
でもパッチテストのおかげでわかったので、ここに体験した経過を残しておきます。
植物染料「ファインヘナ」でかぶれた経過
天然素材で安心~、と軽い気持ちで試したのは「ファインヘナ」。
ドラッグストアにおいてあって、カップ状の白髪染めです。
これまで市販の二剤の白髪染めでは、まったく問題がなかった私。
今度も大丈夫なはずです。
鼻歌うたいつつ、「面倒なパッチテストはやめておこう」っと。
そう思っていたものの、「やはり念には念をいれるか」とやってみました。
パッチテストは面倒・48時間も
左腕の内側にパッチテスト。
床に寝て右手で写したものです。
ちょっと多くぬりすぎたかな?
説明書には、「ヘナペーストを綿棒で腕の内側に10円硬貨大にうすくぬり、そのまま触れずに30分放置します。」
とあります。
このあとさらに48時間放置して様子をみるわけです。
これはどこの白髪染めも同じやり方と思います。
(面倒だわ。。。っと思いつつも)
約6時間後に赤くなっていた
で、どうだったかというと、
午後2時ごろパッチテストを始めて、赤くなったのと気づいたのが午後8時ごろ。
気づいたときは6時間たっていました。
ラップを巻いて濡れないようにお風呂にはいったのですが、
少し濡れてしまいました。
痛くもかゆくもないので、変化があるなんて思いもしませんでした。
余分の染料を落としてよく見ると、ぬったところが赤くなっていました!
その様子は写真に残してありませんが、
とにかく「えええええ!!!」
びっくり仰天!!!
その夜は寝て、翌朝になったら赤みはひいていました。
翌々日お客様相談室に電話
一応、製造者のファインヘナ(株式会社三宝)のHPのよくあるお問い合わせのページを確認したら、
A.どのような製品であっても、残念ながら、お客様の体質によってはかぶれる場合があります。また、これまで問題なくカラーリングされていた方が、突然アレルギー反応をおこす場合もあります。 そのため、安全にお使いいただけるよう、ご使用の前にパッチテストを必ず行うよう、お客様にお願いしています。現在、これに代わる有効な確認方法はないようです。 一度でも皮膚に異常が現れた場合は、ご使用を中止し、パッチテストも行わないようにしてください。
翌日はショックがおさまらず、そのままにしましたが、
翌々日、お客様相談室に電話してみました。
パッチテストで赤くなったことを告げ、次の二点を確かめました。
|
すると、電話の方は、
「その中のヘナに反応した可能性が高い」とおっしゃいます。
ファインヘナの材料は6種類あります。
「どのハーブ、成分かは皮膚科で調べてもらわないとはっきりわからない」と。
ちなみに、私の試した「Fine Hena(ファインヘナ)」の配合成分は、
- ナンバンアイ葉
- ハイビスカス花
- カマラ
- ヘンナ
- アムラ
- シカカイ
の6種類です。
ヘンナが「ヘナ」のことだそう。
「ヘナ」が原因と確定したら、
今後いっさい「ヘナ」の入った商品は使ってはいけない。
ということなんです!
「ヘナ」で白髪染めしようとした心中は、
「ゆっくり発色してくれればいい」
「髪を傷めたくないから安全性の高いもので」との想いだったのです。
ヘナの材料の基本二つのハーブ
商品はジアミン・漂白剤・パラベン不使用
ヘナの染めの材料は、「ヘナ 」と「インディゴ」の二つのハーブが基本で、
ヘナはオレンジ色に発色し、
黒っぽくするためには、インディゴというハーブをいれなけれます。
インディゴを合わせて入れることで、 茶色→濃い茶色→焦げ茶→ほぼ黒へと染めることができます。 |
私は白髪を黒っぽくしたいです。
でもインディゴ(この白髪染めではナンバンアイ葉)に、アレルギーを起こしたのかもしれません。
ヘナを扱う美容院さんのサイトには、
「インディゴでアレルギーを起こす人がある」とかかれていたので、
ヘナよりインディゴの方がアレルギーをおこしやすのかと思っていました。
パッチテストで救われることも
ちなみにファインヘナのお客様相談室で、
「アレルギーはどれくらいおこるかわかりますか?」 |
とも聞いてみました。
そのお返事は、
「同社のヘアカラートリートメントで6万販売した商品のうち、申告した人が3件あった」 |
そうです。
わざわざ電話やメールをしなかった人は、数十件はあるかも。
もしパッチテストで皮膚に変化があったのが60件としたら、
60÷60,000×100=0.1
たった0.1%です。
「こんな少ない確率に当たるなんて、実は私はスゴイのかも??」
最近睡眠不足が続いていて、更年期も終わり、
体質が変化してしまったのかもしれません。
※ヘナは二剤を使う白髪染めより、アレルギー反応は少ないといわれています。 |
パッチテストしてよかった
今では「頭にぬってからでなくてよかった」とほっとしています。
頭にぬってしまっていたら、
頭だけでなく全身に、何か症状がでたかもしれませんから。
丁寧な対応の相談室
髪を黒くしたいので、色はダークブラウンを選んだのですが、
アレルギーの原因が何なのかは、
「皮膚科で確かめるしか方法はない」と、お客様相談室の方はやさしくいわれました。
対応はとても丁寧だったのが印象的です。
書いているうちに気持ちが立ち直ってきました。
「ヘナ」が髪にやさしく、ハリコシのある髪を育てるのに役立つという評判は高いです。
私のような体験は、ごくごくまれなことですから、
髪と頭皮を守りたい人にとっては、よい商品だと思いますよ。
あれ?ドラッグストアでは1,600円ほどしたのに。
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