
こんにちは、よしえです。
5月に入り、日差しが少しずつ初夏の気配を運んできてくれるようになりましたね。
今回の動画では、今の季節にぴったりの「ボートネックチュニック」をご紹介します。
これまでのシリーズ同様、「型紙なし」「着物幅をそのまま活かす」「直線縫い」で、どなたでも失敗なく作れるデザインです。
2wayで楽しめる、大人のリラックス・トップス

今回のチュニックは、首元をスッキリ見せてくれるボートネック。
そして最大の特徴は、「2way仕様」であること。前後どちらでも着られることと、ウエストをマークすることで印象が変えられるというメリットがあります。
ウエストベルトには、共布または帯締めを利用し、ゆったりしたチュニックから、ウエストを絞ったエレガントなブラウスへとシルエットが早変わりします。
素材で変わる、驚きの表情
動画では、初心者の方でも縫いやすい「木綿の浴衣地」を使って、詳しく工程を解説しています。
ですが、同じ作り方でも生地を変えると、全く別の服のように表情が変わるのが着物リメイクの面白いところ。
浴衣地(木綿)

パリッとした張り感があり、普段使いに最高の清涼感です。
小紋(色無地・正絹)

とろみのある落ち感が出て、ドレープがとても綺麗に。一気にお出かけ着としての品格が漂います。
過去作品とのコーディネート提案

今回は、以前の動画でご紹介した「巻きスカート風スカート」と、小紋で作ったチュニックを合わせてみました。
同じ質感の着物地で揃えると、セットアップのような統一感が出て、とても素敵なんですよ。
「着物の幅」を活かして作っているので、上下で合わせてもバランスが取りやすく、体型をさりげなくカバーしてくれるのも嬉しいポイントです。
詳しい縫い方や、2つの素材によるシルエットの違い、コーディネートの様子はぜひ動画でチェックしてみてくださいね。
丈の長さを短く変えると軽やかなトップスに

◆LLサイズを手荷持つ
浴衣生地での作品では、M~Lサイズ対応で作り方を説明しました、LLサイズの場合は身幅を広くし(半身で2cmプラス)、丈も4cm長くしあげました。
より短いトップスにすることで、軽やかに着こなすこともできますよ。
何枚も作ってみたくなる、そんなチュニックになりました。
制作時間は1時間半

首周りはボートネック、袖はフレンチスリーブ。いずれも着物の反物の幅をいかして、裁断も縫うか所も最小限にしたところ、制作時間は1時間半でできあがります。
最初は木綿の浴衣など、木綿で作るのがおすすめです。
詳しい作り方・動画も参照してください

<用意するもの>
- 着物の反物:長さ77cmを4枚(M~Lサイズ用)…出来上がり73cm
※LLサイズの場合は、長さ81cmを4枚・・・出来上がり77cm

<作り方>
- 2枚を表身頃、2枚を後身頃とし、 2枚それぞれを中表で合わせて1cm 縫い代で縫う。縫う位置は、脇の縫い代1+31(身幅の半分)ですので、35-32=3cmを端よりはかって中表に合わせて縫います。(LLサイズは身幅の半分を33cmにしてください)
- 縫い代をアイロンで割ります。
- 前身頃と後ろ身頃を中表で合わせて、肩のところを図を参照して縫い線、断ち切り線を印します。(首周りの空きは15.5cmとし、×4で周囲は62cmになります)
- 6cmおろしたところから22cm下に袖口のあき止まりの印をつけます。
- 肩の断ち線で切ります。
- 肩にジグザグミシンをかけます、首の方に2cmほどはいったところまで。
- 中表に合わせて、肩のできあがり線を縫います。縫い代をアイロンでわります。
- 襟ぐりのしまつです、裏に1cm折アイロン、そしてまた1cm折アイロンし、肩に近くなるところは織り込まなくてもOK.しつけをして折山ギリギリのところを端ミシンします。肩山から肩山へと縫います。
- 肩山のところは、手縫いで返し縫をして補強しておく。
- 袖口どまりから裾まで1cm縫い代で縫います。アイロンで割ります。
- 袖ぐりの始末、袖の縫い代を1cmアイロンで倒し、端をミシンで縫います。そのとき袖口の空きどまりの0.5cm下から縫いはじめ、横に返し縫してから袖ぐりを縫います。
- 裾は1cm2cmで三つ折りし、端ミシンします。
※M~Lサイズ用は、身幅の半分を31cmとし、できあがりの丈を73cmとします。
※LLサイズは、身幅の半分を33cmとし、できあがりの丈を77cmとします。
おわりに
2wayで着こなせるとっても簡単なチュニックを、着物のリメイクで作りました。
特別な道具や型紙がなくても、工夫ひとつでタンスに眠っていた着物が今の暮らしに寄り添う一着に生まれ変わります。
今回のチュニックが、皆さんの初夏のワードローブに加わるきっかけになれば幸いです。
お気に入りの生地を選んで、ぜひチクチクと針を進めてみてくださいね。
皆さんの作品の感想も、YouTubeのコメント欄で教えていただけると励みになります。


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