
皆さま、こんにちは。よしえです。
おかげさまで、先日チャンネル登録者数が1,000人という大きな目標を達成することができました。
いつも温かく応援してくださる皆さま、作ってみたいといってくださる方も多く、心からの感謝を込めて…本日は、今の季節にぴったりの新作動画をお届けします。
今回のテーマは、「型紙いらず・直線縫い・体形カバー」。
前回の巻きスカート風スカートでもご好評いただいた「簡単なのにエレガント」を追求し、正絹の美しさを最大限に引き出した『ドレープ・ロングベスト』が完成しました。
贅沢に「着物幅」をそのまま活かしたロングベスト

今回は、長着の身頃をそのまま使い、贅沢なロング丈に仕立てました。
ハサミを入れる箇所を最小限に抑え、「袖」「衿まわり」「裾」を整えるだけ。
難しい工程を省いた分、シルクの重みが自然な縦ラインを作り出し、気になるお腹周りやヒップをふんわりと隠してくれます。
趣の異なる二つの一枚
動画では、表情の違う2枚の着物をリメイクしました。
若草色の色無地

扇子の地紋が光の加減で浮き上がる、凛とした一枚。初夏の新緑に映える爽やかな仕上がりです。
コーラルピンクの訪問着

着ているだけで心がパッと明るくなるような、優美な一枚。お顔映りがとても良く、大人の女性の可愛らしさを引き立ててくれます。
「簡単すぎる?」を「洗練」に変えるひと工夫

ただ四角く縫うだけだと、どうしても首の後ろが突っ張ってしまいがち。
そこで今回は、首元をスッキリ、肩のラインを美しく見せるため、着物(長着)の衿周りはそのまま利用してまつるだけにしています。
強度が欲しい衿肩あきの角にはプロの技を施しています。でもとても簡単な技なので、玉止めができる方ならできるはず。
このひと工夫の方法は動画の最後で紹介しています。
日々の着こなしを楽しむコーディネート

せっかく作ったお洋服、どう着こなすかも楽しみの一つですよね。
動画の後半では、「パンツスタイルで颯爽と」、そして「スカートを合わせてエレガントに」といった、私たちの世代にぴったりの着回しコーディネートもご紹介しています。
「これなら私にもできそう!」そう思っていただける自信作になりました。
タンスに眠っている大切な着物に、もう一度新しい命を吹き込んでみませんか?
ぜひ、ゆったりとした気持ちでご覧ください。
皆さまの感想や、「こんな色で作ってみたい!」といったコメントも、ぜひYouTubeの方でお待ちしております。
ドレープがきれいなロングベストの作り方

- 女性の着物(長着)の袖、襟、裏地、おくみを外します。
- 洗って日陰で欲しアイロンを当てて整えます。
- 肩山の位置から105cm の出来上がりにするため、肩山から108cm で裾を切る。
- 身頃の重なるところのほつれを防ぐため手縫いでほつれ止めをする。
- 袖付け周りの処理をする、肩山から20cmあけて、縫い代を倒し手縫いで縫い止める(まつり縫いでもOK)。見頃の縫い代は前側に倒し40cmほどで解消する。
- 首回りを8ミリ8ミリの三つ折りにして角に向かい 、角は2mm 2mm ぐらいの三つ折りにしてまつり縫いする。
- 片山の印から37cm下まで斜めに倒し前開きとする。アイロンして整えて手縫いで始末する。
- 裾は1cm 1.5cm の三つ折りにしてミシンで抑える、スリットがつけたい時は脇に20cm縫い代ほど行って倒しミシンで抑える。
- 衿の角、脇のところに、補強のため「かんぬき止め」をする。これはなくてもよいですが、あるととても強力で生地が裂けるのを防ぎます。
※かんぬき止めは最後にやり方を説明しています。
※2着目のコーラルピンクの方は、袖のあきを22cmあけ、スリットは30cmにしています。ピンクの方がさらに柔らかい印象になったようです。
まとめとご報告

ロングベストは「垂直なライン(Iライン)」が、お腹周りやヒップを完璧に隠しつつ、着痩せ効果を生みます。
着物の生地の光りながら揺れる様は、優美なだけでなく、軽くてほんのりと暖かいので、気温差の激しい春から夏にかけて、そして初秋にも着まわしていける一着です。
できるだけ「簡単にできる」よう袖周り、衿首周りのまつり縫い、そして裾は三つ折りでミシンという内容にして制作工程が複雑にならないようにしています。
ぜひ最後までご覧いただいて、ロングベストになりそうな着物(長着)をたんすの中から探してみてくださいね。
※ロング丈は膝下まである丈で100cm前後のこと。


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