梅雨になり傘の出番が増えてきました。
60代になり握力が弱くなってきて、傘の持ちてが滑りやすくなったと感じます。
また傘が重いとも感じるようになってきました。
手の力が弱くなっただけでなく、かさつきやすい肌であることも、傘の持ちてが滑る原因かもしれません。
そこで、傘マーカーでありながら、傘の持ちてをつかみやすくできないか試してみました。
ゴムをいれ、マジックテープをつけることで、とりつけやすく手がすべらなくなりました。
「滑らない傘マーカー」とでもネーミングしたらいいでしょうか、それとも「滑り止め付き傘マーカー」とするといいかしら。
同じような悩みの方、握力が弱い方向きです。
傘マーカーだけでない用途
傘の目印とする傘マーカーにはいろんな商品があります。
今回私は傘の目印にもなり、力の入りにくくなった手を補助するための傘の持ち手の滑り止めとして作りました。
滑らない傘マーカーおすすめの生地
◆紬の着物のリメイク 傘マーカー
手が触れた時に乾燥しがちな肌でも滑りにくい生地というのがあります。
1番は紬の着物の生地ではないでしょうか。
麻や木綿の生地も、滑りにくい生地と思います。
今回は私が一番滑りにくいと思う紬の着物の生地を使って作り方を紹介しました。
◆赤い絞りの絹生地で 滑らない傘マーカー
そして絹の絞りの生地でも作ってみました(凹凸があるので滑りにくいかもしれないと思い)。
そして3つ目の作品は木綿で作成しました。
実際使ってみると、どれも傘に取り付けた時の滑りにくさは、あまり変わらないということが分かりました。
それでは滑らない傘マーカーの作り方です。
滑らない傘マーカーの作り方
用意するもの
- 縦18cm 横22cm の生地:1枚
- 8mm くらいのゴム:21cm を2本
- マジックテープ2cm ×5cm
<詳しい作り方>
- 短い辺を裏に向け 1cm の折り目をアイロンでつける
- たてを中表に半分に折り、5mm の縫い代で縫う
- 表に返し、内側を少し控えてアイロンをかける
- ゴム通しのためのミシンを4本かける(上から1.5cmと3cmの場所と下から 1.5cm と3cm の場所)
- マジックテープをつける位置を確認して覚えておく
- ゴムに11cm の場所に印をする
- ゴムを通したら生地の長さより少し出して切る
- ゴムの左側(最初)から3cmのところにまち針でゴムが動かないよう留める
- ゴムを少し引き出して2mm カットする
- 3ミリ控えてマジックテープを取り付けテープの周囲を縫う
- ゴムの終わりの方を引き出して 11cm のところをの目印に合わせて余分を切り取る、この時ゴムと生地が動かないように左の方にゴムを寄せて右から3cm のところにまち針を留める
- ゴムを引き出して2mm カットする
- マジックテープを 3mm 控えて 取り付け 周囲を縫う
- ゴムの入り具合を均等にして完成
※あまり細い持ちての傘には使用できません。
すべらない傘マーカーの応用
長いコード類をまとめるのに役立ちます。
ゴムの伸縮があるのである程度まとまった量をまとめることができます。
他には自転車のハンドルに取り付けて目印にすることもできます。
ベランダ園芸・コリウス剪定・挿し穂など
ベランダで勢いよく成長しているコリウスの剪定や挿し穂をしました。
5月中旬頃から成長が早くなり、花をつけるものもあります。
◆コリウスの花
花は紫色でとても可愛らしい花ですが、花を残しておくと葉の色が悪くなるなど成長に差し支えがあるようなので、花を摘み取ることにしました。
ということで脇芽が出て横に生い茂るこんもりとした形になっていくようです。
摘み取った花はガラス容器に水を張れば、しばらくは観賞できそうです。
横に張り出してきた枝を10cm くらいで切り挿し穂にします。
発根剤入りの水にしばらくつけておいてから土に植えます。
五色唐辛子の種を撒いておいたら、しっかりとした芽が育ちつつあります。
鉢に3本ずつ植え替えてこれからの成長を見守ります。
お正月に寄せ植えにしたシロタエギクが花を咲かせました。
剪定を兼ねて花を切り、花瓶に行けてみました。
かぼちゃの丈夫そうな葉が育ってきたので、それを一緒にいけてみました。
すると、自然体の生活感のある生け花になりました。
豪華な花をつけていなくても、質素な和室には十分合うなと思いました。
先日生活を行けるというテーマでお花を生けている会の、生け花展を拝見し、道端によくある雑草と呼ばれるものを中心にいけてありました。
それらの花はいつも見ているくらいのなじみのあるものでしたが、ほのぼのとした穏やかさを感じることができました。
見栄えを重視した豪華な花ではなくても、草花の自然な姿が室内にあるだけで、静かな優しい心持ちになれるようです。
ベランダで大きく育てて鑑賞するだけでなく、部屋のアクセントインテリアとしても、切り花や切り葉は素敵だなと思います。
和菓子の水無月(みなづき)を甘納豆で作る・レンジ活用
水無月は三角形でういろうの上に甘い小豆がのった和菓子です。
三角形は氷の破片を、上に乗せられた小豆の赤色は邪気を払う意味が込められています。
食べる時期は特に6月30日に行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」に合わせて食べられることが多いです。
これは、一年の前半に溜まった罪や穢れを祓い、残りの半年の無病息災を願う意味があります。
ういろうの材料は主に米粉(白玉粉や上新粉)を使い、地方によっては、わらび粉や小麦粉を使う地域もあります。
ここ愛知では、名古屋のういろうの米粉を主原料とした、もちもちとした弾力のある食感が特徴で古くから作られています。
和菓子店では、5月下旬から7月中くらいみかけます。
今回は水無月を、レンジで作るレシピを試してみました。
レンジで作る水無月・甘納豆使用の作り方
「和菓子のお兄さん」が紹介していたレシピを、分量を変更して缶詰のあんこでなく、四種類はいった甘納豆を使いました。
四種類の甘納豆は、スーパーに小豆だけの甘納豆がなかったので、こちらになりました。
<材料>
- 上新粉:75g
- 白玉粉:20g
- 砂糖:30g
- 水:150g
<作り方>
- 上新粉と白玉粉をふるいにかけてまぜ、砂糖を混ぜる
- 水をくわえてよく混ぜる
- 25g程よけておく
- 耐熱容器にラップをしいて流し入れる
- ふんわりとラップをかけて650ワットで3分30秒(600ワットで4分)
- 甘納豆の砂糖を流して水分をふきとり約60gを、容器に平らにいれる
- 残した25gの生地をまんべんなくかける
- ふわりとラップをして650ワットで2分40秒(600ワットで3分)
- さまして取り出す
- 三角に切り分ける
傘の持ち手がすべらない傘マーカー/握力弱い人向き/はぎれで/水無月作り・まとめ
梅雨時になり傘を使う機会が増えますが、傘の持ち手がどうも滑りやすくなったと感じ、滑り止めにもなるそして傘の目印にもなる小物を作りました。
紬の生地、絞りの生地(着物リメイク)と木綿の生地で作りましたが、どれもほとんど使い心地は同じと感じます。
手のひらの汗も吸い取ってくれるようで不快感がありません。
傘マーカーとしてとしてつける以外にも、コードなどをまとめる、自転車のハンドルにつけて目印にするのにも使えて何かと便利です。
ベランダの花がたくさん咲きだし、特にコリウスの剪定をし挿し穂に。
また水を張ったガラスに投げ入れるだけでも十分綺麗にしばらくの間楽しめます。
6月は水無月ということで、水無月という和菓子を作りました。
電子レンジでできる簡単な作り方で、甘納豆をミックス甘納豆にしたことで、一風変わったオリジナルな水無月が出来上がりました。
不愉快になりやすい湿度の高い季節ですが、楽しいことを見つけて過ごしていきたいものです。
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