着物の生地を利用してキルト芯の入った、衝撃に強いスマホポーチを手作りしました。
軽いのも特徴で、マチあり、外ポッケもついています。
バックの中に入れてスマホケースのように使うことができ、肩掛けのストラップをつけて手ぶらでお出かけすることもできます。
和布だから、インパクトのあるおしゃれなスマホショルダーになりました。
和布の柄を生かすスマホショルダー(スマホポーチ)作り方
和柄あるいは着物柄はおしゃれで印象的なものがたくさんあります。
その中からインパクトのある気に入った色柄の生地で作りました。
スマホポシェットは小さいので色柄の派手なものでも、個性が光る小物として出来上がったと思います。
着物生地からのリメイクの場合は、染料の色落ちを避けるために、必ず洗ってアイロンをあてた上で製作に取り掛かってくださいね。
付属品について
本体につける D カンや肩掛けの紐は100均ショップまたは手芸店で入手できます。
またマグネットボタンやスナップボタンも同様です。
スマホを衝撃から守るために、本体にはキルト芯を入れてあります。
キルト芯は接着芯が付いたタイプが使いやすいです。
またキルト芯の代わりにはドミット芯も利用できます。
和布のスマホショルダー(スマホポーチ)のできあがりのサイズ
ボタン付き(上部の留め具)のスマホショルダーのできあがりサイズは、
縦19.5cm横約12.0cm(ボタンなしの場合は縦約18.5cm横約12.0cm)
※私は縦16cm横7.5cmのスマホを入れます
スマホを入れて、少しゆとりがある大きさです。
マチと外ポケットをひとつつけました。
和布のスマホポーチ・用意するもの
- 表生地:縦22.5cm 横14cm の和布2枚(上部にボタンをつける場合)
- 裏生地:縦22.5cm 横14cm の布2枚(上部にボタンをつける場合)
- ポケット:縦 14cm 横14cm
- 接着芯:表・裏生地用とポケット用(生地と同寸)
- 接着付きキルト芯:縦19.5cm 横12cmを2枚
- タグ:縦4.5cm横4.5cm
- Dカンをつけるフック用布:縦4cm横8cm
- D カン 2個(12mm を使用)
※上部にボタンを付けない場合は、表布・裏布とも縦21.5cm 横14cm としてください。またキルト芯は:縦18.5cm 横12cmとしてください
肩掛けにするなら、100均ショップにあるショルダーストラップを用意してください。
短い手持ち用もありますから、用途に合わせて用意してくださいね。
和布のスマホショルダー(スマホポーチ)の作り方
- 表布と裏布に補強のために、接着芯をはる(厚手の生地には薄手の接着芯を)
- ポケットにも接着芯をはる
- キルト芯を表・裏布にはる(上を2cmあけ、底を1cmあけ、左右1cmあけてはる)
- ポケットの上の端にジグザグミシンをかけて1cm折り、ミシンをかける
- どちらかにポケットをつける(底と左右を合わせる)
- タグは上下を8mm 折り半分折って、縫い代を入れた底から4.5cm の位置に取り付ける。
- 中表にして縦方向と底をタグをつけて縫う。
- 底の角に、1.5cm のマチをつける。
- 裏生地を表と同じように 1cm の縫い代で縦と底を縫いマチをつける。
- 上側の縫い代を1から2cm 折って、外表にして合わせる。
- D カンのフックを作成し幅1cm とし、上部の空き口に挟んで上部の周囲をぐるりと縫う。
- マグネット式のスナップボタンをつける。
ポケットについて
ポケットは必要がなければつけなくても構いません。
チケットや切符ピンなどの小さなものを収めるのにあると便利なので私は1つつけました。
布の柄ゆきによってポケットは、表側か裏側のどちらにつけるかは好みで選んでください。
片面接着のキルト芯のはり方
糊面を上にして生地を重ね、生地に霧吹きをかけて、当て布をしてアイロンをかけます。
アイロンの温度は中温がよいです。
説明書がある場合はそれに従ってください。
軽くてふわっとした感触のスマホショルダー、スマホポーチ
今回は2タイプ、上部にマグネットホックのあるものとないものを作りました。
マグネットホックを付ける場合は、縦のサイズを22.5cmで作ってください。
付けない場合は21.5cmです。
激しい動きをしない限り、上部の留め具は必要ないかと思います。
和柄でなら個性的でオリジナルなおしゃれができると思います。
キルト芯をいれることで、生地にハリと強度をもたせ、さらにふわっとした質感も出せます。
バッグの中に入れても、これひとつでのお出かけも数時間ならできるはずです。
軽くて使いやすいのでぜひ作ってみてくださいね。
着物のときもスマホショルダーは使い勝手よし
和布、和柄のものは、着物にもちろん相性抜群です。
着物の時も両手があくのはうれしいもの。
ショルダー式は身に着けているという安心感もあると思います。
着物にあう柄は、無地っぽい色の白めのものがいいかな、と着物の時はこの写真のスマホショルダーが気に入っています。
洋服のときは、服装の雰囲気に合わせてますが、意外に右二つのものも合うんですよ。
ストラップの長さを変えると、いろいろ使い道がふえるので、ストラップもいくつか用意してみました。
なかなかお気に入りが見つからない方も、気に入った生地で作ってみてくださいね。
コメント