髪が薄くなって「地肌が見えそう」、鏡でみるたびに気分が下がりますね。
一本一本の髪が明らかに細くなったし、本数も減っているみたい。
「50歳になったし諦めるしかないかな?」と考えていたところ、
高齢の女性でははげている人ってあまりいないな、と気づきました。
ということは、私たちの今の 暮らしぶりの中に何か原因があるんでは?
そう考えて、女性が薄毛になる原因を調べまくりました!
50代でも原因がはっきりわかれば、改善できることもあるはずです。
それをふまえて、試した改善法をお伝えしますね。
まずは薄毛の原因をまとめてみます。
女性50代で薄毛になる原因
女性が薄毛になる原因は、大きく3つあります。
- 女性ホルモンが不足するため
- 頭皮にダメージを与えすぎてきたため
- 栄養バランスが乱れてきた、または栄養不足のため
ひとつづつ詳しくみていきますね。
原因一・女性ホルモンが不足するため
50代の女性ではずせないのは、更年期ですね。
更年期になると、女性ホルモンの分泌量が減ってきます。
つまりこの時期になると、体の中は男性ホルモンが優位になってくるわけです。
そうなると 男性ホルモンが原因となる薄毛が起こります。
更年期を迎えることは、全女性に外せない要因です。
原因二・頭皮にダメージを与えすぎてきたため
これまで頭皮にダメージを与えてきたっていうこと、きっとありますね。
「脱色」や「染色」、「整髪料」、「 パーマ」、「ドライヤー」など、これらの行為を今までどれだけしてきたでしょうか。
髪をつくり育てる頭皮に、これらが負担となっていたはずです。
頭皮に刺激のあるものを、見直していく必要がありそうです。
原因三・栄養バランスが乱れてきた、または栄養不足のため
髪を作るための栄養は十分取れているでしょうか?
不規則な生活やダイエットなど、栄養バランスが乱れているかもしれません。
また髪を作る栄養素が不足しているのかもしれません。
食べた栄養は 身体の生命の維持にまず使われますが、髪に回るのはあまった栄養素だけです。
髪のための栄養バランスが乱れる元はこの二つです。
- アルコールの過剰摂取
- 加工食品の過剰摂取
長年の蓄積と老化をまずは認める
こうして自分の歴史を振り返ってみると、ありますよね、いろいろ思い当たることが。
10代の頃から50代の今になるまで、 パーマや髪染めをはじめ髪や頭皮は必ず傷んできています。
年齢的にも、新陳代謝がどんどん衰えて行く年代になっています。
そのため若い頃と同じような食生活、睡眠、働き方をしていたとしても、髪への栄養は不足していたと考えられますね。
まずは現状をはっきり知る、私たちには積み重なったダメージがやはりあるんです。
女性の薄毛の改善について
では女性の場合、薄毛を改善する方法がないかといえば、そうではありません。
それは女性の薄毛の特徴を知ると、わかります。
女性の薄毛の特徴を知る
女性の場合更年期になると、 元々ある男性ホルモンの「ジヒドロテストステロン」の比率の方が、 女性ホルモンの比率よりも 高くなります。
ですが、男性のように「男性型脱毛症」になるわけではありません。
「男性型脱毛症」は、前髪の生え際が徐々に後退したり 頭頂部だけ薄くなったりします。
女性の場合は、頭全体に抜け毛が広がってスカスカの薄手の状態になっていきます。
「女性型脱毛症」といいます。
「びまん性脱毛症」ともいいます。
「女型脱毛症」は 回復する可能性が高いという特徴があります!
治療を受けなくても、食生活や睡眠などの生活習慣の改善で、 脱毛の症状を抑えることができます。
女性の薄毛を改善させる方法
女性に多い「女性型脱毛」(びまん性脱毛)を改善するためにできることをまずはやってみましょう。
主にヘアケアと食事の見直しです。
薄毛を改善するヘアケア方法の見直し
ヘアケアのうち、まず見直したいのはシャンプーです。
- シャンプーは刺激の少ない天然のものを使用する、また回数を減らす
- 頭皮への強いマッサージは逆効果、頭皮にやさしく触れるようにする
ドライヤーをするときは、60度くらいの熱くない温度が髪と頭皮にやさしいです。
熱風では髪は傷まないという実験もありますが、頭皮が極端に乾燥するのを防げます。
そして、頭皮に刺激のある、髪染め剤、強いパーマ剤はさけるようにするのが髪のためのケアになります。
食事の見直し
薄毛予防の食事は、髪の毛の材料であるタンパク質を多くとること。
特に大豆製品をとる!
それは大豆イソフラボンが女性ホルモンと同じ働きをするからです。
そしてレトルト食品・インスタント食品・冷凍食品などの加工食品を減らします。
これらには「食品添加物」が多く、その中には栄養の吸収を防いだり、大事な栄養を体外へ排出してしまうものがあるからです。
アルコールを過剰にとらない
アルコールを過剰に取らないことも、薄毛の予防につながります。
それは亜鉛の働きと関係します。
タンパク質を、髪の毛に変える働きのあるのが「亜鉛」ですが、
亜鉛は髪の根本である毛母細胞を増殖させる作用もあります。
この亜鉛が、体内でアルコールを分解する時にも必要になります。
そのため、アルコールをとり過ぎると、髪の毛の成長に必要な亜鉛が足らなくなってしまうことに。
せっかく食事でとった亜鉛が不足して、抜け毛や薄毛、白髪を誘発することになってしまうのです。
睡眠の見直しで予防
「睡眠」はとても大事で、睡眠中に私たちの体は、新しい細胞をつくり栄養を吸収しています。
特に深夜12時の前後2時間ほどが、最も成長ホルモンの出る時間で皮膚の再生に欠かせません。
この時間に寝ているといっても、50代になると熟睡できない、または眠りが浅くなっている人も多いです。
よい睡眠がとれていない人は、熟睡できるよう見直しを。
血行をよくする生活を心がける
さて、栄養のある食事をとっても、栄養が髪の成長する「毛母細胞」に届かなければ意味がありません。
十分な酸素と栄養素を「毛母細胞」に届けるために、毛細血管が十分開くようにしましょう。
そのためには全身の血行が良くなる、 ストレッチや運動を心がけることです。
ストレスを減らす
改善策の最後は、ストレスを減らす、です。
強いストレスがあると、体がこわばり血管が収縮します。
つまり毛細血管に栄養や酸素が十分に行かなくなります。
そうなっては、ほかのケアや努力が台無しになってしまうかもしれません。
ストレスはその都度減らす・解消するようにしましょう。
といってもストレス対策が一番難しいかもしれませんけどね。
女性の薄毛の原因(50代)改善できる方法!ヘアケア/食事/睡眠で老化にストップおわりに
女性が薄毛になる原因を調べたことで、50代でできる薄毛の改善策をまとめました。
更年期という時期を乗りこえて、老化も進むお年頃。
以上で紹介した改善策を一つずつ試しています。
個人的には、無添加で刺激のないシャンプーに変えてから、抜け毛はめっきり減りました!
白髪染めはは無添加のものに変えました。
大豆製品は毎日食べるようにし、加工品をできるだけ減らしています。
改善できること全てをやりきったわけではありませんが、見直す点は多々ありました。
髪を大切にするということは、自分の体を大切にすることでもありますね。
できることを少しずつ、ムリのないように続けていきたいと思っています。
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