◆革靴(革のブーツ)のカビ お見苦しくてごめんなさい
物置から取り出した革靴(革のブーツ)にカビがびっしり!
どうしよう!?っと焦ったのですが、調べてみたところ。。。
え?家にあるものでもカンタンにカビが取れるみたい。
それも専門家のすすめるカビ取り方法として!
そこで、家にあるもので早速試してみました。
試したのはこれ、
◆革靴(革のブーツ)のカビ取りを試したもの
- 手指消毒用アルコール75%
- 手指消毒用エタノール濃度62~65%
- トイレ掃除シート
革靴のカビ取りをアルコールで試す
革靴のカビ取り・ビフォー
◆革靴(革のブーツ)のカビ取り・ビフォー
まずはアルコールでカビが取れるか試してみました。
右足のブーツの内側のみを。
試したのは手指消毒用アルコール75%のジェルタイプのものです。
◆指消毒用アルコール75%
白い木綿の布につけて、カビのあるところをなでてみます。
すると、
力をいれなくても、スルッとカビがとれました!
念のため二度ぶきしました。
革靴のカビ取り・アフター
◆革靴(革のブーツ)のカビ取り・手指消毒用アルコール75%で試す、アフター
まだらにカビの繁殖があったところは、きれいサッパリに。
白い布に茶色の色素が少しつきました。
こんなに簡単にとれるなんて、ビックリです。
革靴のカビ取り・エタノール濃度62~65%で試す
つぎに試してみたのは、先ほどのより濃度の低いエタノールとかかれた液体。
革靴のカビ取り・ビフォー
◆革靴(革のブーツ)のカビ取り・ビフォー
今度はカビが取れるかどうか、右足の靴の外側で試してみました。
試したのは、手指消毒用エタノール濃度62~65%。
◆手指消毒用エタノール濃度62~65%
白い布にたっぷりふきつけて、さーっとカビのところをなでてみると。。。
力をいれなくても、スルッとカビがとれました!
先ほどのジェルタイプのものと同じようにとれます。
念のために二度ぶきしました。
革靴のカビ取り・アフター
◆革靴(革のブーツ)のカビ取り・エタノール濃度62~65%、アフター
あの醜いカビのあとが、きれいサッパリととれました。
今度は布に色はつきませんでした。
エタノールでもきれいになって、いい感じです。
カビのとり方を具体的に
ブーツのカビのとり方をもう少し具体的にお話します。
白い木綿の布にアルコール(またはエタノール)をたっぷりめにつけて、
革靴のカビのないところから⇒カビのあるところへと拭きすすみ、全体を拭きました。
なでるくらいの力加減で拭いただけです。
それでさっとカビがとれていき、思った以上にカンタンにとれていきます。
拍子抜けするくらい。
そして最後、左足の靴にはトイレ掃除用の除菌シートで試してみました。
革靴のカビ取り・トイレ掃除用除菌シートで試す
今度は左足の靴を、トイレ掃除用除菌シートでカビ取りできるか試してみます。
◆トイレ掃除用除菌シート
使ったのはトイレで流せるタイプのトイレ掃除用除菌シート。
革靴のカビ取り・ビフォー
◆革靴(革のブーツ)のカビ取り・トイレ掃除用除菌シートで試す。ビフォー
左足の靴は主にかかとにカビがたくさんついてしまっています。(>_<)
右足の靴より、もっとカビシミが濃いです。。。
シートを一枚出して、同じようにさーっとカビのところをなでてみると。。。
おや!これもスルリとカビがとれていきます!
ゴシゴシしなくても、弱い力でとれていきますよ。
新しいシートで左足の靴全体を拭いておきました。
そして念のため二度ぶき。
革靴のカビ取り・アフター
◆革靴(革のブーツ)のカビ取り・トイレ掃除用除菌シートで試す。アフター
いやいや、思った以上にさーーーっとカビが取れてしまいました。
たいした力をいれなくても、カビの姿はなくなりましたよ。
なんとも清々しい。
家にあるもので革靴のカビ取り・三種類の結果
- 手指消毒用アルコール75%
- 手指消毒用エタノール濃度62~65%
- トイレ掃除シート
三種類試してみましたが、いずれもサッとカビが取れました。
いずれも消毒・除菌が目的のもので、手指消毒用とかトイレ掃除用なら、家にあるという人も多いはず。
今回はアルコール系の三種を試してみて、どれも軽い力でカビが除去できました。
100均にもある重曹でカビ取り
重曹は水で溶かすとアルカリ性になり、汗や皮脂に含まれるタンパク質を分解します。
そのためカビの発生を抑えることが目的として使われます。
重曹+エタノールでのカビ取り方法
重曹とエタノールのダブルでのカビ取りがおすすめです。
「カビをとりそして除菌する」そのステップはこの通り。
- 重曹を濡らした布につけて靴の表面を擦る
- 靴の内部のカビはブラシを使ってこすり出す
- 消毒用のエタノールを含ませた布で靴の外部・内部をこする
- 新聞紙をまるめて詰め、風通しのよいところで2~3日干す
- 革靴専用のクリーナーを表面に塗り手入れ
革靴のカビ取りをクリーニングしてもらう料金
自分でやるのはちょっと心配という方は、やはり専門家に。
専門店に革靴のクリーニングに出すといったい料金はいくら?
と思いしらべてみました。
まず洗浄、オゾン水クリーニング(泥汚れや汗をすっきりさせる)料金が
- ロングブーツの場合:5,800円(黒色4,290円)
- ショートブーツの場合:4,100円(黒色2,700円)
そして、オプションとして、
- カビ取りと防カビコーティング:1,100円
革靴のクリーニング店の平均とはいえませんが、
洗うそしてカビ取りと防カビをしてもらうと、ブーツなら4,000円から6,000円くらいになります。
この後カビを繁殖させないために
カビが取れたら、このあとは乾燥をします。
風通しの良い所に2~3日おいて、完全に革靴の湿気を取り除きます。
日光があたるところなら、さらに抗菌できてよいですよ。
もちろんその後の保管も、湿気のないところで。
皮革製品専用カビ取りスプレーのおすすめ
自分でするのは自信がないし、クリーニング店に出すのもお金も時間もかかって。。。
という人は、「皮革製品専用カビ取りスプレー」が手軽です。
カビを除去し、予防もできるミストタイプの「皮革製品専用カビ取りスプレー」。
モールドクリーナーもおすすめ。
有機ヨードと呼ばれる天然成分による除菌が特徴。
皮革製品に使用しても色落ちなどの心配がありません。
またアルコール等と違ってカビの予防効果も高いため、またカビがはえた!という心配がありません。
今後カビをはやさないために
◆カビがはえた革靴(ブーツ)
カビがはえた革靴の姿をみると、すごくショックでした。
もう二度とカビをつけないぞ。
そのためにはカビが繁殖しやすい条件を知って、その対策を。
カビが繫殖する三条件
カビはこの三つの条件がそろうと繁殖します。
- 70%の以上の湿度
- 20から30度の気温
- 栄養分
このいずれかが の条件が揃うとカビが 繁殖してしまいます!
湿度は60%から活発に活動し始め、80%以上で一気に繁殖。
カビが最も生育しやすい温度は25から28°c。
栄養分というのは、食べかす・ほこり・汚れ・ダニなど。
革靴の場合は、汚れやほこりが栄養分になります。
つまり履いていれば、ホコリ・汚れ・汗などがカビの栄養源に。
革靴にカビを繁殖させないためにすること
上記の繁殖の三条件のいずれかを取り除くこと、ですね。
<カビの繁殖を防ぐには>
- 乾燥した(風通しの良い)場所に保管する
- 20度未満のところに保管する
- 革靴の汚れやほこりをとるために、ブラシをかける
全部でなくいずれかを取り除けば、カビは繁殖しませんから。
二日以上続けて同じ革靴をはかないようにするのも、カビ防止になります。
それにしても、物置に置きっぱなしにしたのは失敗でした(反省)。
革靴用のクリームをぬって革を保護するとさらに持ちがよくなります。
こちらはノンアルコールタイプの除菌・抗菌スプレー。
カビをとった後の、お手入れの除菌と抗菌に威力を発揮。
カビを除去する時にやってはいけないこと!
それは、水で落とすこと。
布に水をつけてふき取ると、そのときはカビが落ちたようにみえるのですが、
湿度が高まることでかえって増殖させることに!!
水をつけて落とさない、忘れないでください。
革靴のカビの取り方/家にあるもので/エタノール(アルコール)で除菌体験談・おわりに
家にあるもので革靴のカビ取りができるか試してみたところ、意外に簡単にできてうれしかったです。
アルコールはすぐに揮発するので、屋外か風通しの良い場所で。
- 一度はいた革靴は次の日は休めて、しまうときは1~2日確実に乾燥させてからしまう
- 靴箱は時々扉をあけて空気を通すか、乾燥剤をいれておく
こんな心がけも、できればいいですね。
有機ヨードと呼ばれる天然成分による除菌、カビを落として予防効果が高い。
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