お腹に手を当てると「冷たい」という内臓の冷えを感じていますか?
夏でも冷える人は、便秘になったり疲れやすかったり、不快感があることも。
対策としては、カイロ・腹巻きが一般的ですが、やはり元から改善したいですね。
そこで、内臓の冷えを改善する方法を「運動」の点から調べてみたのですが、
運動は苦手という人でもできる10分でできる歩くだけの方法を見つけたので実践してみました。
すると、しばらく続けていくうちにお腹の冷えが気にならなくなって。
内臓の冷えの原因はダイエットと運動不足
夏でも内臓が冷えているのは、筋肉の少ない人におこりやすいです。
その原因は、ダイエットと運動不足です。
原因がわかれば改善もできる
冷えの原因は、「無理なダイエット」や「運動不足」です。
どちらかに思い当たりませんか?
- 「無理なダイエット」をすると、燃料が身体にないため冷え性になる
- 「運動不足」は、熱を生み出せないために冷え性になる
つまり内臓が冷えるのは、
「熱をつくる燃料がない、熱を生み出せない」体だからです。
冷え性を改善・内臓の冷えと下半身の冷え
ではどうしたら、「熱を生み出せる体」に改善できるのでしょうか。
「内蔵の冷え」を改善するには
まずはお腹の冷えを改善する方法を紹介しますね。
原因をまずおさえておきましょう。
内蔵型冷え性の原因
お腹が冷えていると感じるのは、主に「腸の冷え」です。
身体の表面は温かいのに、腸が冷えているという状態です。
腸が冷えると、免疫細胞の力が低下して、代謝や免疫力が低下してしまいます。
「内科で診てもらっても検査しても、どこにも異常がない、でも体調不良だ」という人は、
内蔵が冷えていることが多いものです。
内臓が冷える、そのからくり
お腹が冷えているという人は、まず腸が明らかに冷えているのです。
「腸が冷える」 ⇒⇒代謝・交感神経が弱くなる ⇒⇒交感神経が弱くなり、寒くても手足の血管が開いてしまう ⇒⇒腸の熱が出ていってしまう ⇒⇒内臓が冷える |
内蔵の冷え性(内蔵型冷え性)かどうか、チェック方法
自分が内臓型の冷え性かどうかを知る方法がありますよ。
この5項目でチェックできますからやってみてね。
- 手足を触ると温かい
- 汗をかきやすい
- 食事量は比較的多い
- 寒いところにいると、下腹部、太もも、二の腕が冷える
- 冷えたときにお腹にガスがたまりやすい
1があって、2~5までに二つ以上あてはまる人が内蔵型冷え性です。
下半身の冷え性もある
内臓の冷え性の人は、同時に下半身も冷えているという人が多いです。
そこで「下半身型の冷え性」についても原因をみてみましょう。
下半身型冷え性の原因
下半身型の冷え症の原因の多くは、「腰やお尻の筋肉のコリ」が原因です。
その「からくり」はこうです。
お尻の筋肉が疲労で固くなってしまう ⇒⇒すると筋肉の間を通る坐骨神経が圧迫される ⇒⇒坐骨神経は血管の太さを調節する神経が含まれていて、この神経が刺激される ⇒⇒そのため脚の血管が細くなり、足先に十分な血液が送れなくなる ⇒⇒下半身が冷えて余った血液が上半身に流れる ⇒⇒すると上半身に熱がこもるようになる |
これが下半身型冷え症の原因です。
下半身型の冷え性はコリが原因
下半身型冷え性は、腰やお尻のコリがなかなかほぐれないことでおこります。
つまり老化の現象なので、40代以降に多くなるんですね。
デスクワークとか家事育児の中腰の姿勢が多いと、腰に負担がかかってきて、
コリのほぐれにくい生活環境で、悪循環を起こしているのですね。
「下半が冷える」という人は、腰やお尻のコリを見直してみましょう。
熱を生み出す体にして内臓の冷えを改善
では、内臓と下半身の冷えを改善する方法を紹介しますね。
いずれも簡単な方法で、コリをとり血行をよくすることで冷えを改善していきます!
これ、びっくりするほど簡単な方法で、伊藤剛さん (北里大学内科医)の指導をまとめています。
1)腰の下のお尻付近の筋肉をほぐす
まずは、座ってたった10秒でできるストレッチから。
腰の下のお尻あたりの筋肉「「梨状筋」(りじょうきん)」をほぐします。
<梨状筋のほぐし方>
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たったこれだけ、10秒でできちゃいますよ!
2)足指を曲げるストレッチ
次も座ってできる、簡単ストレッチ。
<足指を曲げるストレッチ>
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たったこれだけです。
片足で50秒、両足やるので1分40秒です。
なんとかできそうですよね。
実際にやるとわかりますが、足指の先からポカポカしてきます。
「曲げると血管拡張物質がでて、毛細血管がさっと開く」からだそうです。
手の指もついでに温かくなりますよ。
3)どんな冷え性にも効果ありの10分ウォーキング
最後に紹介するのは、10分自分のペースで歩くだけ。
そのときちょっとだけ気を付けたいことが。
- 大股で歩く
- 肘を曲げない(上の写真は肘を曲げてますがまげないで)
- 腕の力を抜き、自然に大きく振る
肘をまげない、大きく振るのを忘れずに。
この歩き方だと、手足の末端まで血液が行き届きます!
10分ウォーキングの体験談
10分ウォーキングを10日ほど続けてみたところ、手足のつらい冷えが減ってきたような気がします。
効果的な時間は、特に夕方です!
※その後もウォーキングの機会を見つけては、大股で歩くようにしています。
内臓の冷えに悩んでいる人は、ぜひ試してほしいです。
続けていくうちに、私は効果がバッチリ感じられるようになりましたよ。
いつの間にか私のように「あれ?手足が冷たくない!」「お腹あたたかい!」と実感でるようになると思います。
内臓の冷えを改善する方法!原因は腸の冷え/運動苦手でもできる体験談まとめ
大股で大きく手を振って歩く、できれば夕方の時刻に。
運動が苦手でも、10分間歩くをためしてみてくださいね。
手軽にできるので、続けやすいと思います。
「10分ウォーキング」で内臓の冷えを改善(^^♪
NHKあさイチ「女性は要注意!夏の冷え症」で紹介された、伊藤剛さん (北里大学内科医)の指導をまとめました(2018年)
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