捨てなくてはと思いつつ決心がつかずにいた服を、あるチェックリストをつけることで捨てられました!
一軒家に住むようになってから、モノというモノが増え続けて早20年。
ほとんど使っていない洋服やバッグなどが、なかなか捨てられません。
「断捨離」のブームにのって、一時期処分の真似事はしてみたことはあるんです。
でもほんの少し減っただけ。
昨年息子が独立し出ていったので、住み替えを検討することに。
そこで今度こそ!モノを減らそう!
と、あるチェックシートを使ってみたんです。
すると、今まで「もったいない」「まだ着られる」といった感情が静まってきました。
冷静な判断で、モノたちをごみ袋に入れることができました。
これはかなり有効な方法でしたよ!
捨てるのが苦しくない「チェックリスト」とは
まだ使えるものを「捨てる」のは、心が苦しいですよね。
そんな苦しさを払拭してくれるほど、心が静かになって作業が進みました。
私が実行してみたのは、この「チェックリスト」。
チェック項目は全部で10項目。
- サイズが合わない
- 1年間使っていない
- 古臭い
- 似たものがいくつもある
- なくても困らない
- モトを取った気がする
- 使用感が悪い
- 修理代がかかりすぎる
- 傷んでいる
- 持っていたことを忘れていた
サイズが合わない | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
1年間使っていない | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
古臭い | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
似たものがいくつもある | 〇 | 〇 | |||||
なくても困らない | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
モトを取った気がする | 〇 | 〇 | |||||
使用感が悪い | 〇 | 〇 | |||||
修理代がかかりすぎる | |||||||
傷んでいる | |||||||
持っていたことを忘れていた | 〇 | 〇 |
こんな風に表に書いたりリストにして、チェックや〇をいれていきます。
一番チェックが入る項目が自分の弱点
この項目の中で一番チェックが多く入るのが、自分の弱点だというのがよくわかりました。
ちなみに私の場合、「一年間つかっていない」「古臭い」が多いのなんの。
つまり長いこと放置してあるものが多いというわけです。(-_-;)
さすがにバブリーのころのものはありませんが、
- 「まだ使える」
- 「やせたら着られる」
といったたぐいのものが多いのでした。。。
ゴミ袋に入って見えなくなったら
チェックが四項目以上になった服は、ゴミ袋に直行させます。
何も考えない、頭を真っ白にして。
すると、ゴミ袋がどんどん膨らんでいきます。
この時点で、眼の前に見えていたものが次々姿を消しました。
それでどうなったか、
タンスに空間ができて、気分がスッキリしてきました。
心が軽く、頭の中がすーっと風通しがよくなったような感じがします。
見えているときは必要でも見えなくなれば
チェックシートに書く前は、見えていたものは「いつか必要だら」という言い訳がよぎっていました。
でもゴミ袋に入れて見えなくなったとたん、「ない」ものになっていました。
「ないモノ」「見えないモノ」に、未練を感じずに済んだのは不思議な感覚です。
「見えないと、その時点で必要だとは思わないものだな」これが素直な感想です。
小さな妄想から解放された
とりあえず二袋、洋服を捨てることができました。
持っていると、あれはどこにあったかな?
娘にあげられるかな?
どうやって処分しようかな?
など、ささいなことが頭を横切ることがありました。
それが、もうここには「ない」となって、私から関係がなくなりました。
捨てるということは、関係を断つとこです。
頭の中にえあきあがる「小さな疑問や質問」が浮かんでこなくなり、頭がスッキリ。
洋服が減って、タンスの中がすっきりしたのはもちろんです。
それより、頭の中がすっきりした、すがすがしいというのが正直なところです。
季節の変わり目に淡々とできれば
この頭のスッキリ感を、次回の洋服の断捨離でも体験しようっと。
今回は春物を捨てただけなので。^^
季節ごとにまずはやってみるのをおすすめします。
私には不要なものが、今回のチェックシートの方法でわかってきました。
自分は変わっていないつもりでも、デザインや好み、自分の年齢も変わっているのだなとつくづく感じます。
チェックシートは、収納環境プランナーのすはらひろこさんを参考にしました。
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