
こんにちは。 いよいよ3月、春の気配を感じる季節になりましたね。 でも、この時期に悩ましいのが「お出かけの羽織もの」。
コートでは重すぎるし、帯付き(着物一枚)では少し肌寒い……。
そんな今の時期にぴったりなのが、今回ご紹介する「羽織リメイクのジレ」です。
実はこれ、難しいことは一切していません。 「袖を外して、まつり縫いをするだけ」。
なんと、早い方なら15分ほどで完成してしまう超簡単リメイクなんです!
羽織をリメイクして今時のジレに

今回は、質感の違う2枚の羽織を使って、それぞれの魅力を引き出す工夫をしてみました。
① とろけるような「小豆紫」の羽織

背中に向かって桜の花びらが舞う、エレガントな一枚。
こちらは絹の柔らかさを活かし、そのままジレに。
歩くたびに裾が揺れる「とろみ感」が、春の街歩きを軽やかに彩ってくれます。
② 華やかな「マジョリカお召」の羽織
もう一枚は、独特のシャリ感と光沢が美しいマジョリカお召。
こちらはそのまま袖を外すと肩がツンと張って見えてしまうため、「肩の角を折って留める」という、なだらかなラインに見せるための秘密のひと手間を加えました。
このひと工夫だけで、驚くほど女性らしい優しいシルエットに変わるんです。
実際の着こなし、お見せします!

動画の後半では、この2枚のジレを使った「着物コーデ」と「洋服コーデ」をたっぷりご紹介しています。
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着物のとき: 裄丈を気にせず羽織れて、帯周りもスッキリ。
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洋服のとき: いつものデニムやブラウスが、一瞬で「和モダン」な装いに。
「タンスに眠っている羽織、どうしようかな?」と迷っている方にこそ見ていただきたい、実用性たっぷりの内容になりました。
3月の寒暖差を、自分らしく、おしゃれに乗り切るヒントになれば嬉しいです。 ぜひ、最後までゆっくりとお楽しみくださいね。
羽織からジレへ、基本の作業

15分でできるジレ、これは羽織の袖をとり、身頃側の袖をはずしたところをコの字まつりするだけ。
柔らかい着物はこれだけで完成します。
マジョリカお召や紬のようなかたさ、シャリ感のある羽織は、袖をとって試着してみてから、肩のいかつい様子を解消したい場合だけ、肩のところを数センチ折ります。
動画では衿から5cm、肩山から6cmのところを結んで直線で縫っていますが、衿付けから6cmのところまでゆるいカーブを描いて縫ってもよいです。
ご自分の肩まわりに合わせて、ここは調整してみてください。
たったこれだけのひと手間で、女性らしいやわらかなジレになります。
ウエストをマークする紐を、袖から作成してみました。
軽快な装いにもジレはよく合います。
着物のときにも洋服のときにも、きっと大活躍するはずです。
春だけでなく秋の初めにも、利用価値があると思いますので、裄や丈の合わない羽織があれば、ぜひお試しくださいね。


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