
今年も残すところあと半月ですね皆様、こんにちは。「64才よしえVlog」のよしえです。
今年も残すところあとわずかとなり、街は慌ただしくも華やかな年末の空気に包まれ始めましたね。新しい年を迎える準備として、皆様はどんなお正月飾りを用意されますか?
お正月飾りは、一般的に12月28日までに飾り終えるのが縁起が良いとされています。
まだ半月ほど時間がありますが、手作りの場合は早めに準備を始めるのがおすすめです。
今回は、新年の準備がもっと楽しくなるような、特別な手作り飾りをご紹介します。
YouTube動画を先にご覧になった方も、どうぞこちらの記事で詳細とポイントをご確認くださいね!
しめ縄飾りのデザインのポイント
市販のリース型しめ縄を土台に使うことで、作業をグッと簡単にします。
今回目指すのは、ただ飾るだけでなく、「縁起の良さ」と「着物の上品な華やかさ」を両立させたデザインです。
1. メインの飾りは「つまみ細工風 椿(つばき)」

メインの飾りとして、光沢のある着物のシルク生地を使って、椿(つばき)の布花を作ります。
生地の選び方:正絹(シルク)の着物生地は、角度によって光沢が変わるため、豪華な印象になります。赤や白の無地に近い生地を選ぶと、椿の形が際立ちます。
数の工夫:日本では、奇数(1つ、3つ、5つ)が縁起が良いとされています。特に「3つ」は、バランスも良く見た目にも安定します。
【よしえ流のおすすめ】華やかさとお正月らしさを出すため、「赤2つ、白1つ」の組み合わせ、または「赤・白・金(または柄入り)」の3色で制作することをおすすめします。
リースサイズに合わせて、最適なバランスを探しましょう。
制作のヒント:椿はつまみ細工の基本形を応用すれば、時間をかけて丁寧に作っても、初心者の方でも挑戦しやすいデザインです。
2. 着物小物をモダンに「あしらう」

使わなくなった和装小物を、椿の花を引き立てる「差し色」や「テクスチャ」として活用します。
帯締め(赤・緑・金): 3色をまとめて束ね、しめ縄の結び目や中央部分に配置します。
この3色はお正月の伝統的な色合いであり、一気に華やかさが増します。
羽織紐(金・白): 小さな円形に結び、椿の花の隣や、全体のバランスを取る位置にワンポイントとしてグルーガンで固定します。羽織紐の繊細な編み込みが、モダンなアクセントになります。 (今回動画で紹介しましたが、バランス的にとりやめました)
水引(金色):細い金色(または銀色)の水引を数本使い、椿の周りに「流れ」や「ひかり」を表現するように配置します。立体感と祝祭感を加えることができます。
YouTube動画で詳しく解説中!【簡単・縫わない工夫】

今回の動画では、豪華な仕上がりに見えても、実際に手を動かす工程はとてもシンプルにしています。
1. 【椿の作り方】着物生地を無駄なく、手早くカットし、つまみ細工風に組み立てる様子。
2.【グルーガン活用術】帯締めや羽織紐などの小物を、縫わずにグルーガン一本でしめ縄土台にしっかりと固定します。
このお正月飾りは、「大切な着物を身近に感じたい」「和の暮らしを簡単に楽しみたい」という方にぜひ挑戦していただきたい作品です。
この飾りを実際に作っている様子は、現在公開中のYouTube動画で全てご覧いただけます。
※グルーガンを椿飾りにも使用する予定でしたが、うしろのフェルトに糸を通す方が椿の向きが自由になりやすかったためグルーガンは使用しませんでした。
完成した豪華な飾りが、皆様の素敵なお正月を彩ってくれることを願っています!
つまみ細工風 椿(つばき)の作り方

椿の花びらと葉をシルクの着物生地から作ります。
できるだけ無地に近いものが花らしく見えます。
<材料>
- 椿の花(白または赤):シルク生地10×10を5枚
- 葉:シルク生地10×10を1枚 8×8を1枚
- 土台のフェルト:無地、8×6を1枚 4×3を1枚(小さい方はヘアピンやブローチにするときに)
- 花芯:うすい黄と橙色をそれぞれ2メートルくらい
<作り方>
- 赤または白の花びらを1/4に折って角を切り円形にする。
- 円になったものを半分に折って、1cm くらいの 並縫いにする。
- 縫い絞って 5cm の長さにし、最後は返し縫いし、玉止めのある方を内側にして指で押し形を作る。(これを5枚作る)
- 緑の布を同じように円形にする。
- そして1/4に折ってから波縫いにしぎゅっと絞る、最後は返し縫い(2枚とも同じように葉を作る)。玉止めのある方を内側にし形作る。
- 土台になるベルト大きい方に、葉をボンドで留め付ける。
- 花びらは右半分にボンドをつけて、順次重ねていき、5枚で花の形にを作る。
- 土台と花の裏にボンドをたっぷりつけ、花を取り付ける、ピンセットで花の元を内側に押し込む。
- 花芯を作る:2本(25番刺繍糸8本取りのまま)の刺繍糸を指4本に10回巻く。センチ糸を取り中央で縛る。輪を切る。中心にボンドをつけておる。椿の花の中に入れて長さを見ちょうどいいところで先を切り揃える。ピンセットでほぐす。花の中央にボンドを絞って花芯を入れる。
- ボンドを完全に乾くまで乾かす(1日から2日)
- 黒いフェルトをギリギリのところで切ってグルーガンでつける、またはフェルトを糸でしめ縄につける。
※椿の花の土台は、ヘアピンやブローチにするときに活用できます。正月飾りが終わったら、小さいフェルトの方にヘアピンやブローチピンをつけて、フェルト同士をボンドでつけます。
次回の動画もどうぞお楽しみに!チャンネル登録がまだの方は、この機会にぜひご登録くださいね。
それではよい年末をお過ごしくださいませ。


コメント