
こんにちは、「64才よしえVlog」のよしえです。
寒い季節になると、途端に足元から忍び寄るあのヒヤッとした冷たさ。
まるで、冬の風がそっと皮膚の下に入り込んできて、芯まで凍らせてしまうような感覚、皆様も経験されていませんか?
きもの着装師範として、また和裁を愛する者として、私はいつも体の「温もり」を大切にしています。
還暦を過ぎ、夫と二人で楽しむ車中泊温泉旅でも、この温活は欠かせません。
今回は、そんな冷えに悩む女性の皆様へ、”着物の知恵と、和の美意識”を込めた特別な手作りアイテムをご紹介する動画を公開いたしました!
冬の冷えに立ち向かう!足首温活の驚くべきメリット

なぜ、私は足首を温めることにこれほどこだわるのでしょうか?
足首には大切なツボが集中しており、ここを温めるだけで、体全体の血行が劇的に改善します。
それはまるで、冷えて滞っていた川の流れが、太陽の光を受けて勢いを取り戻すようです。
動画で詳しくご紹介していますが、足首を温めることのメリットは数えきれません。
- 巡りの改善: 体全体がポカポカと温まり、冷えによるむくみやだるさが和らぎます。
- 心地よい眠り:足元が温まると、自律神経が整い、深いリラックス感と共に眠りにつけます。
- 美容効果: 血行が良くなることで、お肌にも透明感が生まれてきます。
冷えは、女性にとって美容と健康の「大敵」。足首に温かいヴェールをかけるだけで、心までほっこりと安らぎを感じられますよ。
肌がとろける…着物生地で作る「究極の足首ウォーマー」
さて、この温活を最大限に心地よくするために、私が選んだのはやはり「着物生地」の持つ力です。
1. 表面はシルク(絹)

素肌に直接触れる部分は、最も肌に優しいとされるシルクを選びました。
その滑らかさは、まるで愛おしい赤子の肌のよう。身につけていることを忘れるほどの心地よさで、デリケートな肌を優しく守り包み込みます。
2. 中綿にはウール着物生地

一般的な綿ではなく、保温性に優れた「着物用のウール生地」を何枚か重ねて中に入れました。
ウールは湿気を吸い取りつつ温かさを保つ、天然のエアコンのような素材。

着物のプロならではのこの工夫が、じんわりとした、格別な温もりを生み出します。
そして、この贅沢な素材をしっかりと表地に縫い留める作業には、ただの並縫いではなく、美しい手仕事を施します。
ひと針に願いを込めて…南天と菊の刺繍

今回のウォーマーのチャームポイントは、表から見える位置に施す愛らしい刺繍です。
私が選んだのは、難を転じるという意味を持つ「南天(なんてん)」と、長寿の象徴である「菊」の模様。

単なる手芸ではなく、「使う人が健やかでありますように」という願いをひと針ひと針に込めています。
もちろん、刺繍はシンプルなものを選べば、制作時間はなんと1時間ほど。
誰でも気軽に、ハギレを使って挑戦できるのが嬉しいですね。
締め付けゼロ!誰でも使えるふんわり設計

この足首ウォーマーの最大の魅力は、「締め付け感がないこと」。
ゴムや面倒な留め具は一切使いません。同じシルク生地で作った紐を、本体に巻き付け、たった2回巻きひっかけるだけのシンプル設計。
- 締め付けゼロ:ゴムの痕や血行を妨げる心配がありません。
- 誰でもフィット:足首の太さや細さに関係なく、ご自分の心地よいサイズに調整できます。
- 使い方自由自在:素肌はもちろん、レギンスやタイツの上から巻いても温かさは変わりません。
- 左右の区別なし:忙しい朝でもサッと使えるよう、左右を気にしなくて良い形にしました。
動画では、生地や刺繍の組み合わせを変えた、4つの素敵なバリエーションをご紹介しています。
自分を大切にする時間、心と体を温めるひとときを、ぜひこの手作りのシルクウォーマーと共にお過ごしください。
冷えから解放され、心までほっこり解きほぐされるような至福を感じていただけたら、私も本当に嬉しく思います。
動画をチェックして、あなたのための温もりを手作りしませんか?
次回は、着物生地を使った他の小物作りをご紹介しましょうか?お正月も近いので、お正月飾りを作ってみたいと思っています。
紐を1本と、2組のバリエーションを紹介しました

紐が1本のものは、反物幅の紐を2本つなげています。
2週巻き付けて、2回からげるだけですみ、とても装着が楽です。
足首34cmの夫が身に着けても、女性の場合と同じように使えます。
やや動きが激しいときは、このタイプより、後で紹介している紐を4本(2組)つけて、結ぶ(からげる)タイプのものがいいかもしれません。
足首によりピッタリと添うのが、4本(2組)の方です。
ちょうちょ結びにしてもいいですが、着物の時に腰ひもを扱うときのように、2回からげて交差させて差し込むようにすると、すっきりとした付け心地になります。
いずれにしても、薄くフィットしていますから、ズボン(パンツ)をはいてももたつくこともありません。
よしえのお気に入りのシルク足首ウォーマーの使い方

朝はウォーキングに出かけていますが、靴下を一枚はいてから、この足首ウォーマーをつけてズボン(パンツ)を履いています。
寒いときはレギンスと靴下をはいてから、足首ウォーマーをつけています。
日中部屋が暖かくなるまでや、寒い部屋にいるときは、靴下を2枚はいてから足首ウォーマーをつけています。
靴下を2~3枚はいても、まったく問題なく巻き付けることができ、締め付け感がないところが気に入っています。
またこの上にパンツ(ズボン)をはいても、外見は全くつけているのがわからないです。


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