
今回は、タンスに眠っていた「雨コート」を使ったリメイクに挑戦しました!
元になったのは、黒地にオレンジの細い縦ラインが入ったシルクの雨コート。
シルク特有のツヤとさらっと軽い質感はとても魅力的なのですが、今の私には少し派手かな…と感じてしばらく着る機会を逃していました。
「この素敵な生地を、今の私が堂々と着られる服に生まれ変わらせたい!」
そう思って仕立てたのが、スポッと気軽にかぶれる「大人のゆったりワンピース」です。
今回の作品のこだわりポイント(雨コートからワンピース)

派手さを抑える黒喪服とのツートンカラー
袖部分にはあえて黒喪服の生地を合わせ、全体をキュッと引き締めました。
さらに、胸元と裾の一部に四角い喪服生地をいくつか散りばめ、シンプルなデザインの中に遊び心のあるアクセントを効かせています。
スタイルアップを叶えるウエストゴム

ウエストの内側からゴムを通し、上半身にふわっと程よいゆとりを持たせました。
縦ラインの柄効果と相まって、お腹まわりを自然にカバーしつつ、すっきりとしたシルエットに仕上がっています。
見た目以上のカンタン仕立て!
衿ぐり(首元)には見返しをつけて丁寧におさめましたが、それ以外のパーツはすべて「四角く裁断してまっすぐ縫うだけ」。
難しい型紙を使わないシンプルな工程です。
派手めな着物も、デザイン次第で普段着に

仕上がったワンピースを着てみると、気になっていたオレンジの縦線が程よいアクセントになり、派手どころかとても上品でモダンな印象になりました。
黒喪服の黒が効いていて、60代の私でも照れずに堂々と外出に着ていける「良い塩梅」の一枚になりました。
着なくなった着物や羽織、雨コートも、組み合わせや仕立て方を少し工夫するだけで、日々の暮らしで大活躍する洋服に生まれ変わります。
雨コートからワンピース・作り方
<必要なもの>
- 本体:61×124を2枚
- 袖:19×42を2枚
- 見返し用:11×30を2枚ゴム通し用:5×着物幅くらいを2枚
- ゴム:ウエストサイズくらい
<作り方>
- 見返しを作成:動画内で詳しく解説
- 肩を縫うアイロンを割る
- 見返し前後中表にして肩を1cm で縫い縫い代でわる
- 襟ぐりを縫う、見頃を表にして見返しを中表にして重ね襟ぐりを1cm の縫い代でぐるりと縫う。
- 襟ぐりの縫い代に切れ目を1.5cm 間隔で入れる。
- 見返しを見頃の裏へ追ってアイロンをして襟ぐりを整える、その時表から縫い線が見えないように縫い腺を裏側に1mm ずらすと良い。
- 見頃を表にして仕上がり線から5mm 入ったところをぐるりと塗って見返しを抑える。
- 袖付けは見頃の肩と袖山を中表に合わせて1cm の縫い代で縫う。縫い代は袖側に倒す。
- それ下から脇を1cm の縫い代で縫う。袖下の縫い代は後ろへ倒し脇は割る。
- 袖口は1cm 2 CM の三つ折りで折り線から2mm のところを縫う。
- 裾は2mm 2mm の三つ折りにし折り線から2mm のところを縫う。
- ゴム紐を通す紐を作成、周囲1cm の縫い代をつけて片山から49cm のところが紐通しの中心になるように取り付ける、脇から2cm ずつ離して取り付ける。
- ポケットは16×15のサイズで上から1.5cm に薄い接着芯を貼る。
- アップリケ、黒色の布で10cm ×10cm を5枚作る後ろに薄い接着芯を貼る。周囲を1cm 折ってミシンをかけ、まつり縫いで胸元と裾に取り付ける。
- ゴムを通して完成。
動画でも詳しくご紹介しています!
今回の制作プロセスや着用感は、YouTube動画でも詳しくご紹介しています。
生地の質感や、着たときの揺れ感など、映像で見ていただくとより分かりやすいかと思います。
ぜひ動画もあわせてチェックしてみてくださいね。
「昔の着物があるけれど、派手で着られない…」とお悩みの方のヒントになれば嬉しいです。


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