
着物の裏地に使われているやわらかな正絹。前回はこれでキャミソールを作りました。
今回は、そのシルクの心地よさをもう少し楽しみたくて・・・丈長めのスリップを作ってみました。
スリップと呼んでいますが、私たちが若いころはシュミーズ(シミーズ)と呼ばれていたあの下着です。
透け防止・汗取り・汗対策とともに、ドレスやワンピースなどの洋服の滑りを良くするインナーとしてなくてはならないものですね。
同じ世代の女性には、キャミソールよりも馴染みがあるかもしれません。
今回も手持ちのスリップをガイドにするので、型紙なしで作ります。
せっかく手作りするので、ちょっとしたお楽しみで、2~3枚を組み合わせてパッチワーク風のスリップにしてみました。
少ない裏地でも、使い切りながらオリジナルのシルクインナーができました。
シルクスリップ(肩紐がずれにくい安心シミーズ)・3枚の紹介

今回も利用する生地は、着物や羽織の裏地、長襦袢です。
1枚目はピンク色の振袖用の長襦袢から、2枚目は羽織の裏地2種類を左右に分けた片身代わり風に仕上げました。

そして動画で作り方を説明しているのは、ピンク色の扇の模様がある生地は長襦袢から、白い生地も長襦袢から利用しています。
いずれも薄くて艶やかな正絹です。
ガイドにしたスリップの丈は86cmです。

シルクスリップ(肩紐がずれにくい安心シミーズ)の作り方

<必要なもの>

- シルク薄手の生地:約1mを4枚(本体用)と40cmを1枚(バイアステープ用)
ミシン針は薄地用の9号を使用、糸は60番のスパンミシン糸です。
絹用(薄地用)のミシン糸なら、より美しい仕上がりになるでしょう。
<作り方>
- 短い生地は折り伏せ縫いでつないで、反物幅を利用し、約1mを4枚用意します。スリップの丈により、これより短いこともあります。
- 前2枚、後ろ2枚を折り伏せ縫いでつなぎ合わせてから、手持ちのスリップを置きます。
- 生地の裏柄から印をつけます。
- 肩と脇に1.5cmの縫い代、裾に3cmの縫い代をつけ、袖ぐり、衿周りは縫い代なしで印をつけます。
- 印にそって裁断し、肩と脇を袋縫いします、縫い代は後ろに倒します。
- 裾を1cm、2cmの三つ折りで端ミシンします。
- 40cm長さの生地でバイアステープを作ります。
- 腕周りと衿周りにバイアステープをつけます。
- 完成
バイアステープの取り付けについては動画を参照してください。

シルクスリップの着用感とまとめ

自分にあったスリップをガイドにしているので、着用したときもぴったりのサイズで、シルクならではのさらりとした肌触りが心地よい一枚になりました。
肌に直接ふれるので、木綿のよさとはまた別のホッとする上質感があります。
膝上の丈は動きやすくもたつかず、ワンピースにはちょうどよいと感じます。
ハギレしかなくても、何枚かをつないでみると、面白い和モダンなオリジナルなスリップになります。
夏もよいと思いますが、秋に特に使いたくなるかと思います、冬は下着の重ね着として使うこともいいのでは。
長いシーズン使えそうで、乾燥しやすい肌には薄手のシルク生地は優しく強い味方になってくれるはずです。


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