「お手玉の日」は9月20日「日本のお手玉の会」が決めた記念日です。
「お手玉遊びの魅力をPRする日」ということで、協議大会なども開かれていますよ。
お手玉といえば子供のころ、雨の日に熱中して遊んだものですが、
遊びやすいのが画像の「座布団型」だったこと以外に、詳しく思い出せません。”(-“”-)”
すでにボケがはいってきた?っと不安になりつつも、
認知症予防に効果があると専門家の本もあるくらいで、お手玉遊びはスゴイ!です。
- 最初にお手玉の競技大会のこと
- お手玉の歴史に触れて
- 作ったので最後に紹介します!
お手玉の競技大会
お手玉は伝承されてきた「遊び」なので、本来自由に遊べばよいものです。
ですが、お手玉を競技として行うことにしたため、規則なども合わせ決められました。
成12年8月27日からの規則で、「日本のお手玉の会」が決めています。
優劣を競うわけで、厳しさもありますが、楽しむのが目的のようなので、
「礼儀・友情・笑顔」および「遊びの精神」を忘れることなく、規則を守り、審判員の指示に従って行います。
とうたわれています。
お手玉競技は個人戦と団体戦
個人競技と団体競技とあって、会場の広さなどが決められています。
団体競技の競技場は、8枚の畳を正方形(3.6m×3.6m)に並べ、その中に2m×2mの赤いもうせんを敷いた広さ(または畳2畳の広さ)とする。この競技場内で2人が対戦する。
個人競技の競技場は、審判の目の届く範囲を1会場とする。
畳がないところでは、木の床または地面で競技してもよいことになっています。
勝つための練習をつんでいる方たちがいるのですね。
お手玉の大きさ・中身まで決まっている
◆競技大会で指定されている座布団型お手玉
競技に使うお手玉の大きさや中身も決まっています。
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ただし、俵型、まくら型、かます型で、中身は数珠玉やペレットなどでもよい。
とも書かれていますね。
重さは35gから45gの範囲内であれば使用を認める。
という内容なので、自分の手の大きさや使いやすさのお手玉が使用できるみたいです。
上の画像は、競技大会用の大きさ中身で作ってみました^^。
競技種目も細かく規定されています。
「日本のお手玉の会」が主催して、全国に50余り海外にも支部をもつ規模での開催となっています。
前身は「全国お手玉遊び大会」で第1回は1992(平成4)年、愛媛県新居浜市で開催 |
日本発祥でないお手玉の歴史
お手玉は日本発祥ではない、って知っていましたか?
古代ギリシャに伝わった世界最古の遊びが、お手玉の『拾い技』だったとされていますよ。
中身は羊のかかとの骨だったとして、ヨーロッパなどの多くの博物館で見ることができます。
シルクロードを通り、インド・中国そして日本へと伝わるうちに、小石を使うようになっていきます。
日本では、聖徳太子が使っていたといわれるお手玉があり、
それは水晶でできていて、「石名取り玉」(いしなとりだま)と呼ばれています。
現在、東京上野の国立法隆寺博物館に保管されています。
座布団型お手玉を作ってみた・使えば認知症の予防に?
競技大会で使われる「座布団型お手玉」を作ってみました。
中身は小豆。
作り方は、「日本のお手玉の会」のHP内座布団型お手玉作り方を。
実際に使って遊ぶなら、小豆以外に「手芸用ペレット」が使いやすいですよ。
傷むこともないし、さくっとした音と握ったときの感触がとってもグッド!
せっかく作ったら実際遊んでみましょうね。
ご年配の方へのプレゼントにも喜ばれるはずです。
(※老人ホームでのアンケートでもらってうれしかったプレゼントにあがっていましたよ)
遊び方の本ならこれがおすすめ
「お手玉の日」に思うのは、身近だった遊びが遠くなってしまったこと。
一人でも数人でも遊べるお手玉が、子供たちに伝わる機会が増えるといいな。
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